価値のある一杯
めんや うぇーぶ
【改名】麺屋 波(WAVE)

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~15:00(月~火・木~金)
11:00~17:00(土~日・祝)
17:00~21:00(月~火・木~金)
定休日第3火曜・水曜
席数カウンター8 テーブル5
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚18'31.1''
E139゚33'02.4''
地図を見る
最寄駅和田塚駅(江ノ島電鉄)
鎌倉駅(JR横須賀線)
取材日2012/09/22その他の情報...

メニュー

カレーつけ麺&カレー茶漬け 並盛(200g)
880円
子供カレーセット(甘口カレー+麺+ライス+ジュース
500円
 
小盛(150g)
-100円
大盛(300g)
100円
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今日は秋彼岸の中日(ちゅうにち)。毎回の事ながら早朝からお墓参りに出かけている。
中日で思い出したが昨夜。巨人の優勝が決まった。3年ぶり通算43度目の優勝らしい。巨人ファンの皆さん、おめでとうございます。私は無宗派ですが何か?管理人です。

冒頭から話が反れているので修正するが、休みなのに早朝から起きる事も珍しい事。大体にして休みくらいゆっくり寝たいと考えるのが心情である。しかし、あまりゆっくりし過ぎると取材の時間が無くなってしまうのでそれもどうかと思うが。
取りあえず携帯端末のRSSリーダーで取材予定店を確認する。
『たまには鎌倉でも行くか…』
湘南、鎌倉方面は海沿いの一本道が渋滞のメッカであり、あまり近寄らないようにしているのも事実だが前々から気になっている店がある。気分で動く私がこの先、鎌倉方面に行こうか…等と思うことも少ないと思うので早速、取材を開始した。

その店を麺屋 (ウェーブ)という。ブログ等で拝見する限り、店の概観はサーフショップっぽい。しかも、特筆すべき点はカレー味のつけ麺しか無いと言う潔さを持った店なのである。そのネタっぽい感じが私を突き動かしているのは言うまでも無い。

鎌倉までの道のりは案の定と言った感じで各所で混雑が発生しているも、大渋滞と言う程でもない。箱根を経由してほぼ一般道をひた走って2時間後。店の近所に到着した。事前情報として店に駐車場はないらしいのだが近くにコンビニがあり、そこにコインパーキングがあると言う。なるほど、店の2軒先がコンビニになっており、店先の駐車場がコインパーキングになっている。15分間だけ無料らしく、コンビニ利用者は長居をしなければタダ。駐車目的で停めた場合だけ料金が発生する仕組みらしい。いつものように駐車場代代わりに買い物を…と言う気遣いも不要である。入庫後。店までは徒歩で向かった。
真っ青な外観が印象的な建物は入り口付近は雑貨か何かを売っているような店舗だ。更に奥に入っていくと一番奥がラーメン屋店舗になっているようだ。早速、入店する。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席のみ。後は外にテーブル席が1組だけ用意されている。数名の先客が既に良い香りをさせている。空いているカウンター席に陣取った。
前述通り、メニューは一種類しかない。オーダーは口頭。カレーつけ麺&カレー茶漬けをオーダーした。麺量が小盛、並盛、大盛、特盛と4種類から選べ、太麺か細麺も選べる。並盛の太麺とした。また、つけ汁の辛さはノー唐辛子、やや辛、中辛、大辛、激辛の5種から選べる。標準的な中辛とした。
カレーつけ麺と言うキーワード以外は殆ど情報を持っていなかったのだが、お茶漬けで〆られる事は始めて知った。しかし、この後、驚きの連続が次々とやってくる事をこの時点では知る由もなかった。
店内は店主と思しき男性と女将と思しき女性の2名で切り盛りする。キャパが13名程度なので十分な接客が可能だ。
厨房観察。
スープ用の寸胴が見当たらない。まぁ、つけ麺だけを提供しているので大量のスープは必要としないのであろう。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマーで管理されている。麺上げ後の冷却も丁寧な仕事で好感を持てる。また、つけ汁は片手鍋で加温しながら時折濃度調整のためにスープを加えているように見えた。
先ずは割り箸と共に紙ナプキンが渡される。カレーつけ麺なのでスープが飛ぶと洋服が汚れるので用意されたものだ。そして麺の器が渡される。野菜なども彩りが良く、これだけ見ても食欲を掻き立てられる。そして、つけ汁が登場。つけ汁はカレーの香りだけでK.O.寸前である。
「この後、カレー茶漬けをお出ししますので、おっしゃってください。」
女将から説明があった。先ずは麺から食してみた。
麺は太縮れ麺。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。キッチリと冷却された麺は歯応えは申し分ない。この麺も何気に美味いかもしれない。そして、つけ汁に移行する。
つけ汁のベースは鶏ガラを軸にした印象。底の方から豚挽き肉が顔を出しキーマカレーっぽいつけ汁である。中辛の辛さも問題なく、若干甘めながらも後半からジワっと感じる香辛料系の香りと辛味は爽快な汗を呼びこむ。
具はつけ汁の中に骨付きの鶏手羽元。麺の器に鶏チャーシュー、味玉、おくら、人参、メンマ、プチトマト、揚げ茄子、さつまいも、梨、のり、貝割れ大根、白髪ネギ。何と13種類の具があるのだ。この野菜は鎌倉野菜と書いてあったので地の物なのであろう。鶏チャーシューは鶏モモ肉を使用したもの。醤油と生姜の香りを抱いている。手羽元は圧力鍋等を使用して別で仕込みがされているのであろう。身離れも良く、軟骨さえもコリコリと食べれるほど柔らかい。味玉は黄身がほぼ液体のタイプで私好み。若干、塩角が立っているが黄身がそれをカバーして結果、いい塩梅を見せる。この味玉は美味い。おくら、人参、さつまいもは加熱した後、常温まで冷ましたもの。揚げ茄子も冷めているが結果、つけ汁に漬けるので問題はない。この具材だけを見てもコスパは非常に優れている。
麺と具を粗方食べ終えた所でお茶漬けの用意をお願いする。茶碗半分程度のご飯の上には三つ葉の刻んだもの。そして、割りスープが供される。割りスープを直に飲んでみたがこのスープが格別に美味い。和風の吸い物のようなスープでこれだけでお茶漬けに出来そうなくらいで割りスープなどと言うレベルの物ではない。ご飯をつけ汁に入れ、スープで割ってサラサラと〆る。至福の時がやってくるのだ。
全てを食べ終わり、「ご馳走様!」と席を立とうとすると女将が「お口直しにアイスが出ます」との事。ここまででかなりご満悦だったのに極め付けに食後のデザートまで付くのか!
小さなディッシャーで形取られたアイスが出てきた。しかも、受け皿はキッチリ冷却されている。お客に対するおもてなしの気持ちが行き届いている感じである。
カレーの辛さでちょっと火照った口の中に甘めのバニラアイス。正にお口直しとばかりに火照りが取れ、「食ったなぁ」と言う気持ちが支配していった。
味も然ることながら彩り、香り。そして、さり気なく見せる柔らかな接客とほぼパーフェクトに近い。
880円の対価としては十分過ぎるほど価値がある一杯である。

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