四度目の出発
かいどうらーめん じゃん
【閉店】街道らーめん 醤

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間
定休日不定期
席数カウンター5 テーブル10
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚04'37.1''
E138゚54'03.0''
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最寄駅
取材日2012/08/11その他の情報...

メニュー

野菜らーめん
800円
醤油らーめん
700円
塩らーめん
700円
味噌らーめん
700円
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夏休みもそろそろ終わり。普段、あまり長い休みがないのでこんなに長い休みだと社会復帰出来るであろうか?不安である。長いようで短い9日間。残すは土日のみである。
今日は土曜日。
先日、取材を一軒終わらせている関係もあってか今日の取材は昼のみと考えていた。今日の夜はバー紀行絡みの知り合いのバーテンダーが伊豆長岡で新しい店をオープンさせたのでそこに行こうと考えていた。と言う訳であまり遠くに行きたい意欲もない。
さぁ、どうするか?朝風呂に浸かりながら思いを巡らす。地元の新店かぁ。原の方にも新しい店が出来るって聞いているが未だオープンしてないし…
そんな時、ある店の事が思い出された。場所は清水町。早速、取材を開始した。

今回取材する店を「街道らーめん 醤」と言う。静岡県東部のラヲタ諸氏には説明の必要もないだろうが敢えて説明する。
この店を私が最初に取材したのは今から10年前の2002年10月のこと。当時、店はグルメ街道の現在のスーパーとんこつの辺りに店を構えていた。
それから3年後の2005年10月。店を清水町内に移した。スーパーの店舗の脇にあったカウンターと小さな座敷席のある狭小店舗だったのを今でも覚えている。
更に6年後の2011年3月。今度は沼津市内に店を移転する。この店は前回とは違い、カウンター、テーブル、座敷と広々とした店内でいよいよココが最後の地になるのであろうと当時は考えていた。
しかし、話はそう簡単ではなく、1年も経たない内に閉店し、現在の店に移転したと言う情報がもたらされた。
同じ店が10年で4回も店舗を変えると言うのは私の12年の取材歴の中でも類を見ない珍しい事。大体は失敗して同じ業界には戻らない場合が多いからだ。建設的な移転なのだろう。
この店を取材するために6月下旬から7月上旬にかけて取材攻勢をかけた訳だが臨時休業だったり店主の体調の関係で休業したりと縁がなかった。しかし先日、ネットで拾った情報によれば店が再開したと言う話だった。

話が反れた。
自宅を出発して15分後。店先に到着。隣がパチンコ屋なのでその駐車場に入庫後。店へと向かう。
この店舗で初めて営業している姿を見る。白い暖簾がかかった入り口から入店する。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。一人客なのでカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。前回の店とメニュー構成はあまり変わっていないように思えたのでメニューが被らないように注意する。オーダーは口頭。野菜らーめんをオーダーした。
店内は店主と思しき男性と若い調理人。バイトと思しき若い女店員の3名で切り盛りする。女店員は接客が若干ぎこちなく、慣れていない様子が見て取れた。また、若い調理人は修行中と言った感じだが調理全般は彼によって行われている。
厨房観察。
寸胴の数は中型の物が1器確認出来た。麺茹では深ざるを使用したもの。具の野菜を中華なべで炒めている。タンメンの手法とは明らかに違うし、二郎系じゃないのは当たり前か。予想だが塩ベースの炒め野菜を乗せたラーメンだろう。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。味付けは予想通りの塩ベースである。炒め野菜の油の香りがスープに移っており、特にもやしから出てくる香りが先行する。塩加減が若干弱く、麺や具に負けてしまうのではないかと心配だ。
麺は細縮れ麺。かん水の量は多め。加水率は標準的な印象を持った。照りのある麺肌を持つ多かん水麺は細いながらも柔らかなコシがある。
具は半身の味玉、もやし、キャベツ、玉ねぎ、人参、ピーマン、白ゴマ、ネギ。チャーシューの類は乗らない。前述通り、これらの野菜は炒めて熱を入れてある。味玉はハードボイルドの一歩手前の茹で加減。味付けは穏やか。味玉は別注でのオーダーは出来ないようだ。具だけを見ると若干、コスパが悪い印象を持った。同じ800円なら角煮らーめんの方が食った感が得られるかもしれない。
前回の店舗は店舗面積も広く、集客が見込めれば収入も増えるが家賃も高いであろう。店舗面積が狭いと家賃は安いだろうが席数も限られ、得られる収入にも限界が出てしまう。
多分、そんな色々な要素が絡まっての移転なのだろうと想像しているのであるが今回はどうなんだろうか。
ジプシーのように移転を繰り返す同店だが、今回のこの場所が安住の地になる事を願って止まない。

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