パスタのようで…
めんさい あじくら
【閉店】麺彩 味くら

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~14:00(月~日)
18:00~2:30(月~日)
定休日無休
席数カウンター7 テーブル3 座敷18
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚05'33.0''
E139゚04'33.0''
地図を見る
最寄駅来宮駅(JR伊東線)
取材日2012/06/30その他の情報...

メニュー

完熟トマトらーめん+味玉
950円
しおらーめん
750円
しおチャーシュー麺
950円
醤油らーめん
750円
more...

昼に清水町内の新店に裏切られ、沼津市内でリカバった私は夜の取材先を全く考えているなかった。
地元の取材ネタなんてそんなにあるもんじゃない。と言っていても始まらないので携帯端末のRSSリーダーを紐解いてみた。すると…
『熱海かぁ~』
熱海に一軒だけ取材先予定の店がエントリーされている。しかし、時間は既に7時近くでしかも沼津市内にいる。小一時間はかかりそうな勢いだ。でも、背に腹は代えられない(と言うか他にアテもない)ので早速、現地に急いだ。
その店を味くらと言った。この店も昼のリカバリー先同様、名前だけは知っている。しかし、無化調を謳う店なのでサッパリラーメンである事が容易に想像出来た。ナビによれば店は細い路地っぽい場所にあるらしく店先まで車で行くのは諦め、近くのコインパーキングから徒歩で向かった。
若干、迷いながらも店を発見。早速、店内へ。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と小さなテーブル席の構成。厨房観察し易い入口付近の席に陣取った。席に備え付けのメニューを見る。場所柄、アルコールの類やアテになり一品料理も多い。ラーメンに関して言えば塩、醤油、味噌と一揃えがあるのだがその中に唯一、グッと来るメニューを見つけた。オーダーは口頭。完熟トマトらーめん、味玉をオーダーした。
厨房観察。
寸胴の姿はこのポジションからは見ることが出来ず。スープは小鍋に移してから加熱されている。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りはシッカリとして好印象だ。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはパルメザンチーズに侵されていないスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。トマト由来の酸味が先行して感じられ、後から塩味(えんみ)が追い掛けてくる。トマトケチャップのそれとは違う印象でスープ単体としてはかなり美味い。ベジポタ系のようにドロっとた粘度を持ち、ベースとなっているトマトもゴロゴロと入っている。
麺は細麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。麺線がかなり細いため絡まりやすい麺であるが、このスープの塩加減には合っている。掬い上げるとスープを纏った真っ赤な麺は一瞬、パスタを想像させるが口に運ぶとかん水特有の臭気がその印象を一蹴する。
具はチャーシュー、半身の味玉、トマト、パルメザンチーズ、パセリ。そして別注の味玉。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚渦巻きチャーシュー。肉感を残した歯応えのあるもの。個人的には好みのチャーシューだ。味玉は黄身はおろか白身までトロトロのタイプ。味付けは穏やか。
途中からパルメザンチーズを、混ぜ込むと乳脂肪系のコクが加わり別物になる。チーズが入るとかなりパスタに近い印象に変化し「一粒で二度美味しい」ラーメンになる。小ライスを入れてリゾット風に〆るのも良いかもしれない。
小さな路地の飲み屋街の一角にあるこの店は呑んだ後の〆の一杯を頂くには最適の立地。また、飲み直しをするにもビールなどのアルコールやアテになりそうな一品も揃って便利に使えそうだ。
夏の観光シーズン直前であるが、多くの方に熱海に来てもらいたいものである。

ページトップに戻る