| 後発の宿命 |
【閉店】麺屋 ひこ星 本店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~15:00(火~日) 18:00~21:00(火~日) | |||
| 定休日 | 月曜 | |||
| 席数 | カウンター6 座敷8 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚06'57.4'' E138゚48'57.0'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 片浜駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2012/06/16 | その他の情報... | ||
メニュー
- 中華そば+味付玉子
- 800円
- 中華そば
- 700円
- 特製中華そば
- 950円
- つけめん
- 750円
東海地方も梅雨入りし、今日は朝から雨模様。
今日は会社の月に一度のレクレーション。午後からは会議と一日仕事だ。そんな訳でラーメン取材をしている時間はかなり限られてくる。
しかし、過去にこのような状況の中でも取材をした経験がない訳ではない。古くは田ぶしの沼津店や意外と近いところでは原にあるくろもんと言う店を取材したのも午前中のレクレーションが終わって午後に会議があると言う中での取材だった。要はレクレーションを行う会場(大概は○○体育館など)から会社までの間や近くに新規でラーメン屋がオープンすると個人的には好都合なのである。
でだ。先々月、今沢にオープンした店でこう言う日のために態々取っておいたのが今回取材するひこ星と言う店である。
ネット上でブログ等から拾った情報によれば某有名店での修行経験がある的な事が掲載されていたが何だか雲行きが怪しくて訂正されているブログが多かった。確かにつけ汁用の器などを見るとそのイメージが先行する。
しかし、私は店主と話をしないのでそう言う事を聞く機会もなく、店主の人となりが判らない。まぁ、個人的には美味いかそうでないか?だけが問題だったりする。
そんな訳でレクレーションも終わった午前11時半過ぎ。そそくさと会場を後にして店に向かう。食べログなどにも情報が上がっているので場所を探すのに困る事はない。
店に到着するも店先の駐車場は満車。裏手にも停められるらしく車を進めるがやはり満車…。困っていると店から客が出てきて店先の一台分が丁度空いたので空かさず入庫。意外とラッキーかもしれない。早速、店内へ。
店内はカウンター席と座敷の構成。入店すると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。中華そば、味付玉子をオーダーした。
女店員に促され空いているカウンター席へ。このカウンター席なら厨房観察はし放題だ。
と言う訳で厨房観察。
寸胴の数は大型の物が1器のみ。営業用のスープは冷蔵保存されており、煮凝りのような状態の物を必要に応じて雪平鍋で加温する小鍋系スタイル。更に魚介系と思しき黄金色の出汁を調理毎に注ぎいれるWスープのようだ。スープ担当と麺茹で担当2名で調理全体を切り盛りし、麺茹で担当がキッチンタイマーを使用しながらスープ担当に茹で上がりの残り時間を告げて連携を取っている。具の盛り付けに特に決まった役割はないようで暇な方が行っているようだ。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚ガラを軸にした印象。結構な濃度と粘度があり豚の油の甘みを感じるスープを魚介出汁がまとめるまたおま系である。このスープ、底まで飲みきると骨髄が残るほど強く炊き出されているようだが寸胴自体の火加減を見ると中火に近く、時間をかけて炊き出しているように思えた。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を持った。麺箱から渡辺製麺謹製を確認。前述通り、茹で加減はキッチンタイマーによる管理。深ざるを使用した麺上げで湯切りはざるは振り回さず重力と上下運動によるもの。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味付けは穏やか。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは若干甘さが先行するタイプだが穏やかで良い。
全体的には満足のいく味に仕上がっているが、またおま系や二郎系は最近本当に多くて新鮮味と言う部分ではやや見劣りするのは後発の宿命であろうか。
最近、思うのだが後発は後発の強みで先発とは差別化を図る事が出来ると言うメリットを持っていると思う。
「あの味に似ている」と思われるより「あの味とはいい意味でちょっと違うよね」と言われるオリジナリティは経営を長く続けるためには必要ではないかと思う。先発の店には既にリピーターや常連が付いている訳で真っ向勝負しても敵う訳がない。新しい顧客を獲得する上でも二番煎じではなくて「ちょっと変わった一番煎じ」を目指すのも悪くないのではなかと個人的には思っている。
某有名店に追いつけ、追い越せ。老婆心ながら長く営業が続く事を祈って止まない。
今日は会社の月に一度のレクレーション。午後からは会議と一日仕事だ。そんな訳でラーメン取材をしている時間はかなり限られてくる。
しかし、過去にこのような状況の中でも取材をした経験がない訳ではない。古くは田ぶしの沼津店や意外と近いところでは原にあるくろもんと言う店を取材したのも午前中のレクレーションが終わって午後に会議があると言う中での取材だった。要はレクレーションを行う会場(大概は○○体育館など)から会社までの間や近くに新規でラーメン屋がオープンすると個人的には好都合なのである。
でだ。先々月、今沢にオープンした店でこう言う日のために態々取っておいたのが今回取材するひこ星と言う店である。
ネット上でブログ等から拾った情報によれば某有名店での修行経験がある的な事が掲載されていたが何だか雲行きが怪しくて訂正されているブログが多かった。確かにつけ汁用の器などを見るとそのイメージが先行する。
しかし、私は店主と話をしないのでそう言う事を聞く機会もなく、店主の人となりが判らない。まぁ、個人的には美味いかそうでないか?だけが問題だったりする。
そんな訳でレクレーションも終わった午前11時半過ぎ。そそくさと会場を後にして店に向かう。食べログなどにも情報が上がっているので場所を探すのに困る事はない。
店に到着するも店先の駐車場は満車。裏手にも停められるらしく車を進めるがやはり満車…。困っていると店から客が出てきて店先の一台分が丁度空いたので空かさず入庫。意外とラッキーかもしれない。早速、店内へ。
店内はカウンター席と座敷の構成。入店すると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。中華そば、味付玉子をオーダーした。
女店員に促され空いているカウンター席へ。このカウンター席なら厨房観察はし放題だ。
と言う訳で厨房観察。
寸胴の数は大型の物が1器のみ。営業用のスープは冷蔵保存されており、煮凝りのような状態の物を必要に応じて雪平鍋で加温する小鍋系スタイル。更に魚介系と思しき黄金色の出汁を調理毎に注ぎいれるWスープのようだ。スープ担当と麺茹で担当2名で調理全体を切り盛りし、麺茹で担当がキッチンタイマーを使用しながらスープ担当に茹で上がりの残り時間を告げて連携を取っている。具の盛り付けに特に決まった役割はないようで暇な方が行っているようだ。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚ガラを軸にした印象。結構な濃度と粘度があり豚の油の甘みを感じるスープを魚介出汁がまとめるまたおま系である。このスープ、底まで飲みきると骨髄が残るほど強く炊き出されているようだが寸胴自体の火加減を見ると中火に近く、時間をかけて炊き出しているように思えた。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を持った。麺箱から渡辺製麺謹製を確認。前述通り、茹で加減はキッチンタイマーによる管理。深ざるを使用した麺上げで湯切りはざるは振り回さず重力と上下運動によるもの。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味付けは穏やか。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは若干甘さが先行するタイプだが穏やかで良い。
全体的には満足のいく味に仕上がっているが、またおま系や二郎系は最近本当に多くて新鮮味と言う部分ではやや見劣りするのは後発の宿命であろうか。
最近、思うのだが後発は後発の強みで先発とは差別化を図る事が出来ると言うメリットを持っていると思う。
「あの味に似ている」と思われるより「あの味とはいい意味でちょっと違うよね」と言われるオリジナリティは経営を長く続けるためには必要ではないかと思う。先発の店には既にリピーターや常連が付いている訳で真っ向勝負しても敵う訳がない。新しい顧客を獲得する上でも二番煎じではなくて「ちょっと変わった一番煎じ」を目指すのも悪くないのではなかと個人的には思っている。
某有名店に追いつけ、追い越せ。老婆心ながら長く営業が続く事を祈って止まない。
