| オニ~サ~ン、マッサ~ジ、マッサ~ジ! |
【閉店】Butch!

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 21:00~3:00(月~水・金~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | カウンター5 テーブル14 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚09'33.0'' E138゚41'16.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 吉原本町駅(岳南鉄道) | |||
| 取材日 | 2012/03/16 | その他の情報... | ||
メニュー
- 鳥そば(塩)
- 750円
- 香麺(ねぎ・チャーシュー)
- 850円
- 香麺(サムゲタン)
- 850円
- 鳥そば(塩・しょうゆ)
- 700円
先日のこと。静岡市内を歩いていた時の事だ。
パルコの前にあったマックだった店舗がラーメン屋に変わっているのを発見した。店の屋号は魂心家。この屋号には聞き覚えがあった。
昨年の正月に目黒駅前で食べたのがこの店で、相模原にある湖心房と関係のある店ではないかと当時を思い出した。オープンは3月16日の金曜日。今日は水曜日と言うことであさってオープンするようだ。
話を戻して今日は金曜日。
昼休みになった私はラーメン取材用デジカメを持って勤務先を出た。もちろん、前述の魂心家を取材するためだ。まぁ、食べた事のある味と言ってしまえばそれまでだが折角見つけた新店である。しかし…
『うぁ~、混んでるなぁ~』
処女オープンの昼時と言うのも手伝ってか店は非常に混んでいる。ざっと見て
20名程度の待ち客。どう考えても昼休みの時間内に帰れそうにない。
そんな行列の中に現在の仕事のお客さんの姿が見えた。
「時間内に帰れないかもしれませんよ!私は夜にします。」
声をかけたが彼等は食べる気満々であった。時間内に帰れたのであろうか…。
その夜。
魂心家の取材でも良かったのだが私にはもう一軒、気になる店があった。先週、夜の取材先として考えた富士の吉原にある店だ。
この店は元々、沼津市内で店をやっていたが移転した旨を聞いたのが先月辺りだったと記憶している。ただ、時間帯によってはイタリアンの店になっていると言う。多分、経営者が2人いて、店をシェアしているのであろう。営業時間は夜9時過ぎ。
『静岡を何時に出れば良いんだ?』
携帯で調べてみると静岡は20時4分発。店に近い吉原本町には20時56分着である。折角、デジカメも持っている事だし、途中下車をすれば行けない事もない。早速、取材を開始した。
20時43分。
吉原駅に到着した。ここから岳南鉄道と言う私鉄に乗るのだが私自身、岳鉄を見たことはあるが乗るのは初めて。
岳鉄の吉原駅で切符を購入。これまた自販機ではなく手売りというのが何ともノスタルジック。
『いやぁ~、キテるねぇ~』
今ではあまり見ない
顔つきのそれは更にノスタルジックで今では珍しい1両編成で運行される。車内に乗り込むとバスでお馴染みの
整理券発券機が見えた。しかも、
先ほど購入した切符はハサミの入った紙切れで今ではお馴染みの磁性体を塗布した面がないもの。昔の切符はみんな、こんな感じだったなぁと懐かしい気分になった。
定刻通り、電車は出発。僅か2駅6分の乗車時間だが歩いたら結構な距離だ。
『帰りの時間を調べておくか…』
携帯で吉原本町から吉原駅方面への最終電車の時間を調べると何と!21時41分。
『待てよ。21時前に吉原本町に着いて、店を探して、食べて、トンボ帰りする全工程を僅か40分程度の間にしなきゃいけないのか?』
やっちまったかもしれない。40分って長いようで意外と短いし。店の住所は判るし食べログに地図もあるがこれを見て店を探すのか?何とも心細い感じになってきた。
20時56分。
定刻通り、電車は吉原本町駅に到着。ここからは携帯の小さな地図を見ながら店を探す。何となく吉原中央駅の方角であるのは判るので歩き出した。
『チクショウ!本当に見辛いな』
最近、老眼が進行中の私は暗い場所で携帯の細かい地図を見るのが苦手になってきている。地図も頼るが住所も何となくアテにしていかないと辿り着けない気がしてきた。
「オニ~サ~ン、マッサ~ジ、イカガデスカ?」
最近、三島でもこの手の誘いは多いが吉原界隈も非常に声をかけられる場合が多い。正直、うんざりだ。
『アレ?吉原中央駅まで来ちゃったぞ!』
店は吉原中央駅の手前で大通りの一本南側の更に路地を入ったような場所にある。来過ぎてしまったようで来た道を戻ることにした。
「オニ~サ~ン、マッサ~ジ、マッサ~ジ!」
もう、五月蝿いよ!マッサ~ジ、マッサ~ジって!時間は刻々と過ぎるし、店は見つからない。そろそろ諦めかけている時だった。
見覚えのある屋号の入った布製の幕が目に入った。時計は既に21時10分を過ぎている。店の概観を撮影して早速、入店する。
店内は厨房に面した少しばかりのカウンター席とテーブル席の構成。先客の姿はなかった。カウンター席でも良かったが会社帰りで荷物も多いので厨房に近い2人掛けのテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見ると沼津時代に店の看板としていた「香麺」と言う和えそばの他にラーメンやつけ麺もある。オーダーは口頭。鳥そばを塩味でオーダーした。
厨房観察は出来そうにないので店内を観察。店は奥に長く、奥の席にはイタリアンの店のメニューらしき物も飾ってある。イタリアンレストランにしては若干狭く、一人で切り盛りするラーメン店のキャパとしてはやや広い感じの店である。
そうこうする内にラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。スープ自体の乳化度合いは高いが鶏白湯なのでとんこつほどの獣臭などはない。表層のオイルがややコッテリとした印象を与える。合わせる塩ダレの塩梅も良い。
麺は細ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を受けた。茹で加減はデフォルトで硬めに仕上がっており好印象。九州系ラーメンに使用されるような番手を持っているが黄色身を帯びたそれはそれなりにかん水が入っているような印象を与える。
具は鶏団子、半身の味玉、メンマ、のり、ネギ。チャーシューの類は乗らない。鶏団子は細かく刻んだ軟骨も一緒に入っているようでコリコリとした食感が楽しい。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。
電車の時間もあり、あまり悠長に食べている暇がない私はダッシュで食べ終わりお会計。
店を出て時計を見ると21時26分。細麺と言うのも手伝ってか意外と早く取材を終えることが出来た。
駅までの帰り道。
「オニ~サ~ン、マッサ~ジ、イカガデスカ?」
軽く殺意を覚えた。
パルコの前にあったマックだった店舗がラーメン屋に変わっているのを発見した。店の屋号は魂心家。この屋号には聞き覚えがあった。
昨年の正月に目黒駅前で食べたのがこの店で、相模原にある湖心房と関係のある店ではないかと当時を思い出した。オープンは3月16日の金曜日。今日は水曜日と言うことであさってオープンするようだ。
話を戻して今日は金曜日。
昼休みになった私はラーメン取材用デジカメを持って勤務先を出た。もちろん、前述の魂心家を取材するためだ。まぁ、食べた事のある味と言ってしまえばそれまでだが折角見つけた新店である。しかし…
『うぁ~、混んでるなぁ~』
処女オープンの昼時と言うのも手伝ってか店は非常に混んでいる。ざっと見て
20名程度の待ち客。どう考えても昼休みの時間内に帰れそうにない。そんな行列の中に現在の仕事のお客さんの姿が見えた。
「時間内に帰れないかもしれませんよ!私は夜にします。」
声をかけたが彼等は食べる気満々であった。時間内に帰れたのであろうか…。
その夜。
魂心家の取材でも良かったのだが私にはもう一軒、気になる店があった。先週、夜の取材先として考えた富士の吉原にある店だ。
この店は元々、沼津市内で店をやっていたが移転した旨を聞いたのが先月辺りだったと記憶している。ただ、時間帯によってはイタリアンの店になっていると言う。多分、経営者が2人いて、店をシェアしているのであろう。営業時間は夜9時過ぎ。
『静岡を何時に出れば良いんだ?』
携帯で調べてみると静岡は20時4分発。店に近い吉原本町には20時56分着である。折角、デジカメも持っている事だし、途中下車をすれば行けない事もない。早速、取材を開始した。
20時43分。
吉原駅に到着した。ここから岳南鉄道と言う私鉄に乗るのだが私自身、岳鉄を見たことはあるが乗るのは初めて。
岳鉄の吉原駅で切符を購入。これまた自販機ではなく手売りというのが何ともノスタルジック。
『いやぁ~、キテるねぇ~』
今ではあまり見ない
顔つきのそれは更にノスタルジックで今では珍しい1両編成で運行される。車内に乗り込むとバスでお馴染みの
整理券発券機が見えた。しかも、
先ほど購入した切符はハサミの入った紙切れで今ではお馴染みの磁性体を塗布した面がないもの。昔の切符はみんな、こんな感じだったなぁと懐かしい気分になった。定刻通り、電車は出発。僅か2駅6分の乗車時間だが歩いたら結構な距離だ。
『帰りの時間を調べておくか…』
携帯で吉原本町から吉原駅方面への最終電車の時間を調べると何と!21時41分。
『待てよ。21時前に吉原本町に着いて、店を探して、食べて、トンボ帰りする全工程を僅か40分程度の間にしなきゃいけないのか?』
やっちまったかもしれない。40分って長いようで意外と短いし。店の住所は判るし食べログに地図もあるがこれを見て店を探すのか?何とも心細い感じになってきた。
20時56分。
定刻通り、電車は吉原本町駅に到着。ここからは携帯の小さな地図を見ながら店を探す。何となく吉原中央駅の方角であるのは判るので歩き出した。
『チクショウ!本当に見辛いな』
最近、老眼が進行中の私は暗い場所で携帯の細かい地図を見るのが苦手になってきている。地図も頼るが住所も何となくアテにしていかないと辿り着けない気がしてきた。
「オニ~サ~ン、マッサ~ジ、イカガデスカ?」
最近、三島でもこの手の誘いは多いが吉原界隈も非常に声をかけられる場合が多い。正直、うんざりだ。
『アレ?吉原中央駅まで来ちゃったぞ!』
店は吉原中央駅の手前で大通りの一本南側の更に路地を入ったような場所にある。来過ぎてしまったようで来た道を戻ることにした。
「オニ~サ~ン、マッサ~ジ、マッサ~ジ!」
もう、五月蝿いよ!マッサ~ジ、マッサ~ジって!時間は刻々と過ぎるし、店は見つからない。そろそろ諦めかけている時だった。
見覚えのある屋号の入った布製の幕が目に入った。時計は既に21時10分を過ぎている。店の概観を撮影して早速、入店する。
店内は厨房に面した少しばかりのカウンター席とテーブル席の構成。先客の姿はなかった。カウンター席でも良かったが会社帰りで荷物も多いので厨房に近い2人掛けのテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見ると沼津時代に店の看板としていた「香麺」と言う和えそばの他にラーメンやつけ麺もある。オーダーは口頭。鳥そばを塩味でオーダーした。
厨房観察は出来そうにないので店内を観察。店は奥に長く、奥の席にはイタリアンの店のメニューらしき物も飾ってある。イタリアンレストランにしては若干狭く、一人で切り盛りするラーメン店のキャパとしてはやや広い感じの店である。
そうこうする内にラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。スープ自体の乳化度合いは高いが鶏白湯なのでとんこつほどの獣臭などはない。表層のオイルがややコッテリとした印象を与える。合わせる塩ダレの塩梅も良い。
麺は細ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を受けた。茹で加減はデフォルトで硬めに仕上がっており好印象。九州系ラーメンに使用されるような番手を持っているが黄色身を帯びたそれはそれなりにかん水が入っているような印象を与える。
具は鶏団子、半身の味玉、メンマ、のり、ネギ。チャーシューの類は乗らない。鶏団子は細かく刻んだ軟骨も一緒に入っているようでコリコリとした食感が楽しい。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。
電車の時間もあり、あまり悠長に食べている暇がない私はダッシュで食べ終わりお会計。
店を出て時計を見ると21時26分。細麺と言うのも手伝ってか意外と早く取材を終えることが出来た。
駅までの帰り道。
「オニ~サ~ン、マッサ~ジ、イカガデスカ?」
軽く殺意を覚えた。
