つけ汁の多彩なラインナップ
つけめんせんもんてん あびすけ ひがしやまだてん
つけめん専門 あびすけ 東山田店

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SHOP DATA
住  所神奈川県横浜市都筑区早渕3-2-1
電話番号045-593-8922
営業時間11:00~0:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター12 テーブル16
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚32'43.6''
E139゚36'20.3''
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最寄駅東山田駅(市営地下鉄グリーンライン)
取材日2011/12/24その他の情報...

メニュー

味玉入りトマトつけめん
890円
全部入りドロドロ超濃厚つけめん
1040円
味玉入りドロドロ超濃厚つけめん
890円
ドロドロ超濃厚つけめん
820円
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昼の取材で久しぶりに川崎市の取材を終えた私は都筑区にあるネットカフェに入った。
クリスマスイブ。ネットカフェで時間を潰しているのも何だか侘しい。早々に取材を終えて、地元で飲みにいきたい気分だ。
取材記を書き終え、映画を一本見終わると時間は夕刻。5時半になるところだった。
「取材先の確認でもするか…」
携帯のメールには自宅を出発する前に店情報をメールで送ってある。目の前のPCで店の地図を確認しようかと考えている時だった。
携帯にメールが着信した。確認してみるとそれは読者からのメールだった。この方、ご自分の食べたラーメンの感想を送ってくださる方でこれまで参考にさせて頂いた店もある。今回のメールの内容は二郎系の店に関するものだった。
ラーメン屋情報を頂くと出来る限り、行ってあげたい気持ちもあるのだが地元ならともかく、神奈川県内の店となるとなかなか期待に応えきれない部分もある。申し訳ない気持ちも多少は持っている。
「過去にどんな店を教えてもらっているんだろう?」
そんな疑問が湧いた私はこの方から過去に教えて頂いたメールを読み返してみた。すると、今いるネットカフェから非常に近い場所の店を教えて頂いている事が判った。
早速、その方にお礼の返信と共に、過去に教えて頂いた店へこれから赴く事を伝えた。ネットカフェを引き払い早速、現地に向かった。
その店を「あびすけ」と言った。実はこのあびすけには思い出もある。かれこれ5年前の話になる。
 
当時、システムインテグレータの社員であったT氏が研修で横浜市内に前泊する事を知った私は一緒に夕飯で取材をするためにたままたその場で購入したラーメン本にあった店へと向かった。それがあびすけだった。
日吉駅前にあるその店は非常に狭く、カウンター6席の小さな店舗だった。
濃厚なつけ汁が印象的で当時はまたおま系が未だ珍しい頃だった。T氏にも満足して頂けたようで個人的にもおもてなしが出来て良かったなぁと言う感想が残った。
 
話を戻そう。
あの小さな店舗が今では支店を持つまでに成長したのはネットでは伝え聞いていた。しかし、時は流れ、またおま系と言う言葉が出来るほどとんこつ魚介系のつけ麺は一般的な味になった。しかし、当時からあびすけではカレー味のつけ麺や温泉卵など、客を飽きさせない施策を色々と考えていたのも知っていた。
10分後。
店に到着する。店先に駐車場を構える大きな店舗であの小さな本店とは規模が違う。儲かってるんだろうなぁなどと思いながら入庫後。早速、店内へ。
店内に入るとすぐ券売機がある。券売機には通常のつけ麺のほか、ドロ系、前述のカレー味のほか、トマト味や坦々つけ麺などの変り種もあり賑やかなラインナップ。オーダーは食券制。味玉入りトマトつけめんをオーダーした。
厨房は高い衝立に阻まれて出来そうになかったので適当なカウンター席に陣取り、食券を渡すと大盛りが無料になる旨を聞いた。丁重にお断りした。
メールからの情報で聞いていたがこの店には席に一つづつ、IHヒーターが設置されている。情報と言うか知識としてIHヒーターを使用する店がある事は知っていたが実際に使用するのははじめて。つけ汁を再加熱する方法はこれまで色々と見てきた。焼き石を入れたり電子レンジを使用する方法がそれだった訳だがこの機械に非常に興味を持った。(勿論、自宅にもこんな物はある訳もなく…)
席にはIHヒーターの使い方が可愛いイラスト付きで説明されている。その中に〆でご飯を投入して雑炊にする事も書かれていた。
「そう言えばT氏と食べた時も雑炊にしたっけなぁ」
そんな事を考え、追加でご飯を注文した。
「つけ汁をお持ちしました。ヒーターの電源を入れてお待ちください」
なるほど、厨房でチンチンになるまで加熱しなくてもこの場で温める事も出来る訳だ。これは店側としても便利かもしれない。温度設定を「強」にセットすると数分でグツグツと沸いて来るのが判る。IHヒーターは原理として金属に流れる電気抵抗で発する熱を利用していると聞いているので陶器の器を直接置いても加熱は出来ない。なので陶器の器の下に金属が貼り付けてある器があると聞いたことがあった。
そうこうする内に麺がやって来た。普通盛りでも多分、300g程度ある。しまった、ご飯も注文しちゃったぞ。
先ずは麺から食してみた。
麺は極太のストレート麺。かんすいの量は標準的。加水率は高めの印象を持った。冷水でキッチリと〆てあり、ややネチっとしたグルテン値の高い食感を持っている。麺肌は滑らかで喉越しも申し分ない。そして、つけ汁に移行する。
つけ汁のベースはげん骨を軸にした印象。粘度は意外に弱いがトマトを使用した事によるとろみ感が強い。玉ねぎのみじん切りも加えてあるようだ。酸味と甘みで構成されており、魚粉の香りもすることからミートソース系とはまた違った風味を持っている。
具はチャーシュー、味玉、キャベツ、メンマ、玉ねぎのみじん切り。麺の器にのり。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚渦巻きチャーシュー。キャベツは生を使用していると思われるがヒーターによって加熱される。味玉は黄身がトロトロのタイプだが若干塩角が立っており、別注したライスで口中調味を試みる。
ライスはつけ汁に投入し過熱される事を前提にしているようで若干、硬めに炊き上げられている。
食後はつけ汁にライスを投入してIHヒーターで再加熱することにより熱々のおじやが完成する。スープ割りも用意があるようなので汁を伸ばして雑炊風に食べるのも悪くない。
つけ麺専門店と言うちょっと珍しい店だが、つけ汁のバリエーションがこれだけ多彩だとリピートしてみたくなる要素が非常に多くて楽しい。
狭小店舗から始まったこの店が支店を持つだけの大きな流れになったのも、味も然ることながら客を飽きさせない知恵と工夫がそうさせたのであろう。

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