| 大盛りのオーダーは慎重に |
【閉店】男のらーめん

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~14:00(月~日) 18:00~23:00(月~日) | |||
| 定休日 | 不定期 | |||
| 席数 | カウンター10 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚23'28.5'' E139゚28'09.2'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 湘南台駅(小田急江ノ島線) 湘南台駅(相模鉄道いずみ野線) 湘南台駅(市営地下鉄ブルーライン) | |||
| 取材日 | 2011/12/10 | その他の情報... | ||
メニュー
- ラーメン
- 500円
- 大盛りを残した場合
- 1500円
- 野菜増しを残した場合
- 1500円
- ■トッピング
- 肉増し
- 100円
年末も押し迫り、そろそろ年賀状の準備をする季節になってきました。皆さん、年賀状の準備は出来ましたか?私ですか?私は直前にならないと何もしない性分なので…管理人です。
今回、ご紹介する店はネットで拾った情報である。丁度1年前になるであろうか。いつもチェックしている神奈川県のラーメンを紹介するHPに二郎インスパイアの店がオープンした旨の記載があった。
その店、当時は店名も決まっておらず、店内も未だ改装中との事だった。しかも、メニューはラーメンしかない潔さ。ちょっとネタラーメン的な香りに個人的にはそそられる部分も多分にあったのだがそこは二郎インスパイア。二郎があまり得意ではない私にはちょっと敷居と言うかハードルが高い店だった。
それから月日は流れ、その店の夏限定のメニューと言うのをブログ等で見るようになった。今回もそのメニューしか提供しないらしい。また、夏の間は店内が暑すぎて夜の営業のみにしたと言う噂も伝え聞いている。オープンして半年以上が経過しているが店内の改装って結局、出来てないのであろうか。
話は反れて先日のこと。
その店の住所をネットで調べていると何と、mixiのコミュニティーが存在する事を知った私は早速登録。「はじめまして」的なトピックがあったので書き込むことにした。コミュ主の方は神奈川のラーメンブログを書かれている方で面識はないがネットではそのハンドル名を見たことがあった。その方のブログにその店の事が結構書かれており、店主と一緒に二郎を食べに行った事もあるようで研究熱心な店主がやっている店である事が窺えた。
話を戻そう。
今日は土曜日。
朝から晴天に恵まれている。工事の音で叩き起こされた感じで寝起きが悪いが取材に行くには丁度良い時間。朝風呂に浸かりながら前述の店の事を考えていた。店名は「男のらーめん」。オープンして1年が経過している訳だが開店当初とは味も変わり、二郎に近い物になってきたとの噂も聞いている。早速、取材を開始した。
2時間後。
店の近くに到着した。街並みが何となく見覚えがあった。多分、数ヶ月前に取材したBOMBA家と言う家系を扱う店と同じ駅前である。事前情報で店は奥まった場所にあると聞いていたので近くのコインパーキングに入庫後。店までは徒歩で向かうことにした。
店は意外とあっけなく見つかった。と言うか事前情報があるから見つけることが出来るのだが。
ある看板を先ずは見つけないといけない。
「男のらーめん¥500」
この看板を見つけたら路地があるので奥へ。するとフルオープンで壁のない店(空間?)を見つける事が出来る。早速、入店。
店内はL字のカウンター風でパイプ椅子が並んでいる。声を掛けて入店すると「麺量はどうしますか?」と問われた。突然の事だったので「普通で」と家系のオーダーの時のような返事をしてしまったがこれが間違いの始まりだったりする。店先には券売機ではなくお冷の入った保冷ポットと箸立てがある。お冷を注いで、箸を持ち、空いているカウンター席へ陣取った。いつもの私の取材記なら「オーダーは口頭。○○ラーメンをオーダーした」等と書くのであろうが、今回は入店しただけでオーダーは終わっている。前述通り、ラーメンしかないからだ。
店内は40手前位の店主が一人で切り盛りする。改装したかは定かではないが壁は一部コンクリートがむき出し。どう考えても飲食店とは考え難いがこれがまたネタ要素十分。夏は50℃近くになるこの店も今の季節では上着を脱ぐことが出来ないほどの吹きっさらし状態だ。先客は4名。内2名が食べ始めている。
店内を見ているとメニューの存在しない店なのにメニューっぽい事が書かれていた。そこにはこんな記載が…
「大盛り残した場合 1000増 野菜増しも同上」
入店当初、麺量を聞かれたが、ここで野菜盛りもオーダー出来るのであろうか。それにしても残したら1000円増しって事は合計1500円と言う高いラーメンになるということであろうか。冗談だと思っていたがそれが冗談じゃない事をこの後、目の当たりにする。
前述の先客の一人がラーメンを残して席を立った。会計をしているのだがこの男性、どうも大盛りにしたらしい。シッカリと1500円を払って帰って行った。これは入店前にチェックしないといけないのかもしれないが特に二郎と言う特殊なラーメンを食べる際は先ずはデフォルトが基本。量が判らない恐怖はこれまで何度となく味わっている。しかし、今回は「普通で」なんて言っちゃった私。大盛りじゃないが段々と恐怖心が湧き始めていた。
厨房観察。
寸胴の数は2器。1器はスープ用。1器は麺とヤサイを茹でるためにあるようだ。麺箱が積まれていたのだが所謂製麺所のそれとは違う。オーションの袋も店内にあったので自家製なのであろうか。ちなみに店内には所狭しと
カネシ醤油のポリタンクも置かれている。スープ用の寸胴ではチャーシューも一緒に調理されているようだ。化学の力、醤油ダレ(多分、チャーシューの煮汁)を丼に入れ、麺を投入。暇だったので茹で時間を計測すると約15分弱。私のオーダーは4名の後客と同じクールなので5人前を一気に作っている。麺もヤサイも寸胴の中では大きなザルごと茹でられており、それぞれザルを持ち上げることで一気に茹で上げる。ここで少し変わったオペレーションを見たのだが、茹で上げた麺を一度、冷水で〆、更に寸胴内に再投入。そこから麺を一杯づつ上げていたのだがこのオペレーションは大量に作る時限定のオペレーションかもしれない。
「ニンニクは入れますか?」と問われたので丁重にお断りしていよいよラーメンがやってきた。デフォルトで十分なヤサイの量。泣きそうである。先ずは天地返しをして、麺から食してみた。
麺はやや平打ちの極太麺。かん水の量は多め。加水率はやや高めの印象を持った。冷水で〆てある事が起因しているのか強靭なコシを持った麺である。ゴワついた感じですする事は難しい。しかも、箸が置き箸なので掴み難い。麺量も多分、300g程度はあるんじゃないかと思われる。エッジの立ったそれは麺肌は密度感を感じる物。とにかく腹が苦しくなる前に麺だけは食べきってしまおうと久しぶりの早食いである。
具はチャーシュー、ヤサイ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。提供前にバーナーで炙っている。普通サイズならチャーシュー麺が出来そうな程厚い。と言うか「厚さ」と言う表現がシックリこない「肉の塊」である。赤身の多い繊維質な肉質。こちらも歯応えがスゴい。ヤサイの量もデフォルトで半端ない。40過ぎのオッサンには過酷な状況であるが具もかなり早いスピードで食べた。
麺と具の減り具合を見ながらスープを飲んでみる。このスープが実に秀逸で乳化度合い高いトロンとした粘度を持ったもの。オーダー時、「麺とヤサイを少なめで」と言えたなら、この美味いスープを完飲出来たのに既に私の腹にその余裕は残っていない。
前述した後客4名は20代後半から30代前半の若者。同時に食べ始めた訳だが40過ぎのオッサンはブッチギリだったようで1番乗りで麺と具を完食。少しだけ残った腹にスープもぶち込んだ。(でも、完飲出来ず…)
若者達の食べっぷりを見ながら改めて、そんな自分にビックリした…。
正に「男のらーめん」と言う一杯だった。
今回、ご紹介する店はネットで拾った情報である。丁度1年前になるであろうか。いつもチェックしている神奈川県のラーメンを紹介するHPに二郎インスパイアの店がオープンした旨の記載があった。
その店、当時は店名も決まっておらず、店内も未だ改装中との事だった。しかも、メニューはラーメンしかない潔さ。ちょっとネタラーメン的な香りに個人的にはそそられる部分も多分にあったのだがそこは二郎インスパイア。二郎があまり得意ではない私にはちょっと敷居と言うかハードルが高い店だった。
それから月日は流れ、その店の夏限定のメニューと言うのをブログ等で見るようになった。今回もそのメニューしか提供しないらしい。また、夏の間は店内が暑すぎて夜の営業のみにしたと言う噂も伝え聞いている。オープンして半年以上が経過しているが店内の改装って結局、出来てないのであろうか。
話は反れて先日のこと。
その店の住所をネットで調べていると何と、mixiのコミュニティーが存在する事を知った私は早速登録。「はじめまして」的なトピックがあったので書き込むことにした。コミュ主の方は神奈川のラーメンブログを書かれている方で面識はないがネットではそのハンドル名を見たことがあった。その方のブログにその店の事が結構書かれており、店主と一緒に二郎を食べに行った事もあるようで研究熱心な店主がやっている店である事が窺えた。
話を戻そう。
今日は土曜日。
朝から晴天に恵まれている。工事の音で叩き起こされた感じで寝起きが悪いが取材に行くには丁度良い時間。朝風呂に浸かりながら前述の店の事を考えていた。店名は「男のらーめん」。オープンして1年が経過している訳だが開店当初とは味も変わり、二郎に近い物になってきたとの噂も聞いている。早速、取材を開始した。
2時間後。
店の近くに到着した。街並みが何となく見覚えがあった。多分、数ヶ月前に取材したBOMBA家と言う家系を扱う店と同じ駅前である。事前情報で店は奥まった場所にあると聞いていたので近くのコインパーキングに入庫後。店までは徒歩で向かうことにした。
店は意外とあっけなく見つかった。と言うか事前情報があるから見つけることが出来るのだが。
ある看板を先ずは見つけないといけない。「男のらーめん¥500」
この看板を見つけたら路地があるので奥へ。するとフルオープンで壁のない店(空間?)を見つける事が出来る。早速、入店。店内はL字のカウンター風でパイプ椅子が並んでいる。声を掛けて入店すると「麺量はどうしますか?」と問われた。突然の事だったので「普通で」と家系のオーダーの時のような返事をしてしまったがこれが間違いの始まりだったりする。店先には券売機ではなくお冷の入った保冷ポットと箸立てがある。お冷を注いで、箸を持ち、空いているカウンター席へ陣取った。いつもの私の取材記なら「オーダーは口頭。○○ラーメンをオーダーした」等と書くのであろうが、今回は入店しただけでオーダーは終わっている。前述通り、ラーメンしかないからだ。
店内は40手前位の店主が一人で切り盛りする。改装したかは定かではないが壁は一部コンクリートがむき出し。どう考えても飲食店とは考え難いがこれがまたネタ要素十分。夏は50℃近くになるこの店も今の季節では上着を脱ぐことが出来ないほどの吹きっさらし状態だ。先客は4名。内2名が食べ始めている。
店内を見ているとメニューの存在しない店なのにメニューっぽい事が書かれていた。そこにはこんな記載が…
「大盛り残した場合 1000増 野菜増しも同上」
入店当初、麺量を聞かれたが、ここで野菜盛りもオーダー出来るのであろうか。それにしても残したら1000円増しって事は合計1500円と言う高いラーメンになるということであろうか。冗談だと思っていたがそれが冗談じゃない事をこの後、目の当たりにする。
前述の先客の一人がラーメンを残して席を立った。会計をしているのだがこの男性、どうも大盛りにしたらしい。シッカリと1500円を払って帰って行った。これは入店前にチェックしないといけないのかもしれないが特に二郎と言う特殊なラーメンを食べる際は先ずはデフォルトが基本。量が判らない恐怖はこれまで何度となく味わっている。しかし、今回は「普通で」なんて言っちゃった私。大盛りじゃないが段々と恐怖心が湧き始めていた。
厨房観察。
寸胴の数は2器。1器はスープ用。1器は麺とヤサイを茹でるためにあるようだ。麺箱が積まれていたのだが所謂製麺所のそれとは違う。オーションの袋も店内にあったので自家製なのであろうか。ちなみに店内には所狭しと
カネシ醤油のポリタンクも置かれている。スープ用の寸胴ではチャーシューも一緒に調理されているようだ。化学の力、醤油ダレ(多分、チャーシューの煮汁)を丼に入れ、麺を投入。暇だったので茹で時間を計測すると約15分弱。私のオーダーは4名の後客と同じクールなので5人前を一気に作っている。麺もヤサイも寸胴の中では大きなザルごと茹でられており、それぞれザルを持ち上げることで一気に茹で上げる。ここで少し変わったオペレーションを見たのだが、茹で上げた麺を一度、冷水で〆、更に寸胴内に再投入。そこから麺を一杯づつ上げていたのだがこのオペレーションは大量に作る時限定のオペレーションかもしれない。「ニンニクは入れますか?」と問われたので丁重にお断りしていよいよラーメンがやってきた。デフォルトで十分なヤサイの量。泣きそうである。先ずは天地返しをして、麺から食してみた。
麺はやや平打ちの極太麺。かん水の量は多め。加水率はやや高めの印象を持った。冷水で〆てある事が起因しているのか強靭なコシを持った麺である。ゴワついた感じですする事は難しい。しかも、箸が置き箸なので掴み難い。麺量も多分、300g程度はあるんじゃないかと思われる。エッジの立ったそれは麺肌は密度感を感じる物。とにかく腹が苦しくなる前に麺だけは食べきってしまおうと久しぶりの早食いである。
具はチャーシュー、ヤサイ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。提供前にバーナーで炙っている。普通サイズならチャーシュー麺が出来そうな程厚い。と言うか「厚さ」と言う表現がシックリこない「肉の塊」である。赤身の多い繊維質な肉質。こちらも歯応えがスゴい。ヤサイの量もデフォルトで半端ない。40過ぎのオッサンには過酷な状況であるが具もかなり早いスピードで食べた。
麺と具の減り具合を見ながらスープを飲んでみる。このスープが実に秀逸で乳化度合い高いトロンとした粘度を持ったもの。オーダー時、「麺とヤサイを少なめで」と言えたなら、この美味いスープを完飲出来たのに既に私の腹にその余裕は残っていない。
前述した後客4名は20代後半から30代前半の若者。同時に食べ始めた訳だが40過ぎのオッサンはブッチギリだったようで1番乗りで麺と具を完食。少しだけ残った腹にスープもぶち込んだ。(でも、完飲出来ず…)
若者達の食べっぷりを見ながら改めて、そんな自分にビックリした…。
正に「男のらーめん」と言う一杯だった。
