あの味とは違う
たいしょうけん みしま
【閉店】大勝軒 みしま

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~15:00(月~火・木~日)
17:00~21:00(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター9 テーブル10
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'21.1''
E138゚54'01.6''
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最寄駅
取材日2011/10/15その他の情報...

メニュー

半熟味付玉子ラーメン
800円
元祖つけめん
700円
半熟味付玉子つけめん
800円
のりつけ
800円
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ここ最近、地元の新店が続々とオープンしている。そんな関係から神奈川へ行く頻度が非常に落ちていると感じ始めているが、それも今週で大体回りきれるであろう。
今回、紹介する店も先日、地元に出来た新店である。あの東池袋大勝軒で修行された方が始めた店だとネットからも伝え聞いている。ただ、私自身は大勝軒の支店は神奈川県内でも食べる機会がたまにあり、また、近いところでは今年の1月に静岡大勝軒のリニューアルの際に食べている。今回の新店は東池袋の味をそのまま持って来たと聞いているので「ネタバレしたドラマ」を見ているような気分で後回しになっていた。
今日は土曜日。
本来の予定では会社のソフトボール大会が予定されていたが前日に開催中止のメールが飛んできた事から予定のない一日。昨夜も相変わらずバーで飲んだくれ、寝起きが悪い。時計は既に12時前だ。
「あ~、久しぶりにやっちまったなぁ」
朝風呂に浸かりながら酒を抜き、身支度を済ませると自宅を出発した。
前述したその新店へと向かっている。頑張ればチャリでも行けなくもない距離だが夜の取材もあるので敢えて車で向かう。駐車場があることも事前に判っている。
昼時を大きく外した午後2時過ぎ。店先に到着。店先にある駐車場に車を入庫して店へと向かった。
券売機は店の外にある。店舗面積がそれほど広い訳じゃないので、客席を広く取るには券売機を外に置くのは正解かも知れない。オーダーは食券制。いつもはつけ麺が多いので、半熟味付玉子ラーメンをオーダーしてみた。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と数組のテーブル席の構成。店員に促され空いているカウンター席に陣取った。
先客はカウンターに3名、テーブル席に4名。昼時を外してなお、この客の入りはまずまずではないだろうか。
厨房観察。
寸胴の数は2器。仕込用と思われる大型も物と営業用と思しきやや小さめの物がある。麺茹ではやや深めの変形の平ざるを使用。麺茹で器内のお湯は常に沸騰している。お客がひっきりなしで来るのであろう。茹で湯に色が付いている。後からお湯を足しているが間に合わない感じであろうか。
カウンター3名の先客を飛ばして私のラーメンがやってきた。どうも、つけ麺とは麺の茹で時間が違うのであろう。早速、スープからすすってみた。
スープはげん骨、鶏ガラを軸にした印象で軽い濁りを見せるもの。そこにさば節などの魚介系をブレンドしているようだ。今時のガツンとした魚介系の使い方ではなく、穏やかに効かせる魚介系は流行の味とは違うベクトルを見せるが、これが本家の味を継承している結果なのだろう。鶏ベースのスープほどアッサリしている訳ではなく、豚を使用する事でスープの中にコクを成す軸となる物が存在し、コッテリ好きの私も物足りなさを感じることはない。つけ麺のオーダーがこれまで多かったがラーメンを食べるのはこれが2度目。たまにはラーメンも悪くない。
麺は太ストレート麺。かん水の量は少なめ。加水率は多めの印象を持った。茹で加減は標準的なものであるが殊、大勝軒系列の店の麺はコシはあまりなく、モッチリとした食感やツルリとした麺肌が生む喉越しを楽しむ麺だと個人的には考えている。この麺もご多分に漏れずと言った印象で啜り心地や食感は申し分ない。茹で湯の関係で臭いが移っていないか気になったがあまり感じる事はなかった。
具はチャーシュー、味玉、メンマ、なると、のり、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。肉感を残したそれは個人的には好みの食感。チャーシューを食べている気になる。味玉はハードボイルドの一歩手前と言った茹で加減。味付けは穏やか。半熟とは呼び辛い。
今年の初めに大勝軒系の店として「○秀」が大きな話題になった県東部ではあるが、同じ大勝軒でも流派も味も違う2つの店が同じ商圏内にあると言うある意味、恵まれた地域になった県東部。
食べ手の楽しみがまたひとつ、広がったように思えた。

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