異端児
よこはまらーめん やまだや
【移転】横浜らーめん 山田家

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間17:00~スープ終了まで(月~金・日)
定休日不定期
席数カウンター8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚08'59.4''
E138゚39'03.5''
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最寄駅富士駅(JR東海道本線)
取材日2011/09/01その他の情報...

メニュー

玉子らーめん(麺半玉)+のり
900円
らーめん
700円
とろちゃーしゅーめん
900円
ネギとろちゃーしゅーめん
1030円
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今日は木曜日。
8月も終わり、学生も夏休み明けで通勤電車に戻ってきている。しかし、天気は大荒れ。台風12号の接近に伴う大雨が電車のダイヤを乱し、今日も朝から電車が遅れている。
今週に入り、私はちょっと考えることがあった。その台風の進路が真っ直ぐに東海地方を直撃しそうなのだ。しかも、上陸予想は土曜日。これでは取材どころではない。
こんな状況で神奈川に行ったら、海沿いを走る西湘BPは通行止めになる可能性がある。東名高速だって判ったものではない。東海道線はもっとダメな感じだろう。そう考えると土曜日は地元の取材で切り抜けるか?などと考えていた。
そこでだ。どうせ地元の取材なら平日に一軒、済ませちゃうか?などと考えた訳だ。仕事が終わり、その足で帰宅の途に着く。富士市内にアテがあった。
 
話は反れて7月の事。
昔、藤沢市内の二郎に一緒に行ったラーメン関係の知り合い2人と富士市内で久しぶりに飲んだ事がある。一軒目の店で美味い軍鶏で一杯やり、駅前に場所を移してからバーで2次会。良い感じで酔った所で〆は勿論、ラーメン。知り合いの一人が富士市内の方なので駅前から遠くないある店に連れて行ってもらった。その店の存在自体は私もネットの情報で知っていたが行くのは初めてだった。
 
話を戻そう。
今回、取材する店を山田家と言った。富士駅から徒歩圏内というのが有難い。会社帰りに途中下車して寄れる事から今回のような緊急事態に備えて取っておいた店である。静岡駅を出発して30分後。富士駅に降り立った私は早速、店へと向った。
店への道すがら。この辺りも結構バーが多く、別の意味で好奇心を掻き立てられる。まぁ、バーに関して言えば地元で飲むのが電車の時間などを気にせず飲めるので都合が良いが、バー紀行の事を考えると若干、無理してでも範囲を広げたいと考える向きもある。
話が反れた。
見覚えのある店先に到着。ちなみに駐車場は完備されていないし、コインパーキングが近くにあるか?今回に限っては車ではないのでよく判らない。早速、店内へ。
店内はカウンターのみの小ぢんまりした作りで折りたたみの椅子が若干、チープな印象。冷房設備は扇風機が全開である。入口に近いカウンター席に陣取った。メニューを見ると「麺半玉にもできます」の文字が。オーダーは口頭。玉子らーめんを半玉、のり増し、小ライスをオーダーした。オーダー時に細麺と太麺が選べる。太麺でお願いした。また、味の濃さ、脂の量は調整出来るらしいが聞かれる事はなかった。
前にも来た事があるので知っていた事だが店主は年の頃は20代後半と思しき若者。この若さで自分の店を持つのだから立派なものだ。ちなみに屋号は自分の苗字から取っているようだ。
厨房観察。
座った位置があまり良くなかったのだが営業用の寸胴は見えない。丼は最初、湯で加温してから調理に入るようだ。麺茹では深ざるを使用したもの。キッチリした湯切りで良い仕事をしている。また、客席の奥に大橋製麺の麺箱が見えた。
そして、ラーメンがやって来た。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラを軸に香味野菜を一緒に炊き出したような印象。スープ表層にはデフォルトで結構多めの背脂が乗っている。スープ自体の乳化度合は低いが全体的に豚の風味が強いのは背脂による部分が多い。醤油ダレが強めに効かせてありキレのある後味を残すが背脂とのバランスを取るためだろうか。背脂自体に甘味はなく、後付けした印象のコッテリ感は家系と呼ぶには個人的にはかなり抵抗があり、チャッチャ系のそれに近い。
麺は中太の縮れ麺。かん水はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。前述通り、大橋製麺謹製。茹で加減はキッチンタイマーで管理している。デフォルトでやや硬めの仕上がりを見せる。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。別注の味玉。具に関して言えば正に家系の王道のラインナップ。チャーシューは豚バラ肉煮豚。味玉は黄身が熔け出さない程度。半身に割られて供される。味付けは穏やかで好印象だ。
帰宅後。この店について少し調べてみると、埼玉県にある「ねぎし家」と言うキーワードが浮かび上がった。早速、ねぎし家についてググってみると確かに今回食べたラーメンと同じようなラーメンを提供しているようである。
ただ、ねぎし家の上流が何処の店になるのか、家系(かけい)については良く判らなかった。
吉村家を祖とする家系ラーメンの本流とは別に亜流の店もこれまで多く食べてきた。例えば壱六家系や松壱家系などは完全に亜流になるのだが店舗数が多いので亜流とは言ってもそれなりの規模の流れになっている。
しかし、「乳化度合が低いチャッチャ系」と言うこれまでにあまり見たことがない今回の内容はかなり異端な部類に入るのではないだろうか。
まぁ、屋号には「家系ラーメン」ではなく「横浜らーめん」と書かれているのであまり細かく言及する必要もないのだが…

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