| ラーメンじゃないけど、うどんじゃない。 |
【閉店】湘南らーうどん

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~15:00(月~水・金) 11:30~21:00(土~日・祝) 17:30~21:00(月~水・金) | |||
| 定休日 | 木曜 | |||
| 席数 | テーブル40 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚14'02.6'' E139゚08'57.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 早川駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2011/04/02 | その他の情報... | ||
メニュー
- ブタらーうどん+自家製味玉
- 1200円
- らーうどん
- 850円
- チーズらーうどん
- 1000円
- エビらーうどん
- 1200円
先日のこと。
ワンショットバーのマスターからメールが来た。どうもラーメン情報らしく、食べログのURLが記載されていた。
早速、内容を見てみると、そこには「らーうどん」の文字が。こりゃ、ネタラーメンだなと直感した。ネタラーメンの場合、味は二の次。後は場所がどこかが重要だったりする。
「おっ、小田原かぁ、近いねぇ」
多分、一般の人から言わせると「とち狂ってる」かも知れないが小田原は先週の川崎に比べれば雲泥の差くらい近い。頑張らなくても一時間である。
その夜。
帰りがけにワンショットバーに立ち寄った。すると…
「今週の土曜、昼間が暇なんですけど一緒に例のメールした店、行きませんか?」
まぁ、行くには良いのだが今週末は月に一度の会社の会議がある。午前中には終わる予定だが「何時に終わる」と言う確証がない。と言う訳で約束はしたものの、会議が終わり次第連絡するという事で話は決まった。
そして今日は土曜日。
前述の通り、朝から会議が始まる。内容は書いても仕方ないので割愛するが午前11時過ぎに会議は終わった。その足でマスターをピックアップして現地に向かう事にした。
それにしても箱根超えも久しぶり。4月に入りポカポカ陽気である。薄い素材とは言え上着を着ていると暑いくらいだ。場所は早川駅から程近い。正直、小田原の中でも私はあまり近寄らない土地勘のない場所だ。
食べログの事前情報ではとてもラーメン屋とは思えない外観。そして内装。どんな店なんだろうか?
そうこうする内に店の看板が見えてきた。そして、店の外観も明らかになる。
「来てるねぇ~、これ!」
洋風な建物で店舗は2階部分にあるらしく、
1階部分は駐車場になっている。しかも、一台づつ別れて入庫するスタイル。
「なんかラブホみたい…」
最近はすっかりご無沙汰になっているラブホだが昔はこんな感じの作りが多かったが今はどうなんだろう?先客がいるようで中央のスペースは入庫済み。なので端っこに入庫する。
「狭めぇなぁ~」
ラブホの駐車場だってもう少し広いぞ。ちなみにナンバーを隠す衝立はない(当たり前)。入口に至っては完全に小洒落たレストランだ。入店すると直ぐ階段がある。前述した通り、客席は2階にある。車椅子の方はちょっと入店しずらそうな構造だ。
客席に入ると女店員が案内してくれた。そこはラーメン屋には絶対にないであろうテーブルと椅子のセットが並ぶ。4人掛けのテーブル席に通された。この時点で厨房観察は絶望的。と言うかカウンター席なんてある訳がない。この店は前述した通り、「らーうどん」と言う変わった食べ物を出している。言わずもがな「ラーメン」と「うどん」のあいのこのようなメニューである。オーダーは口頭。私は保険の意味でブタらーうどん、自家製味玉。マスターはらーうどん、自家製味玉をそれぞれオーダーした。
ラーメンを待っていると直ぐ、
スナック菓子のような物が出てきた。どうも、この店で使用している麺を揚げた物のようで塩味が付いている。
前述通り、厨房観察は出来ないので店内を観察。
白を基調にした天井にはラーメン屋ではあまり見かけない
こんな物がクルクルと回っている。店自体はあまり広くないが一部、鏡張りになっており広く見える。また、壁一面がガラス張りになったVIP席もあるようだ。
テーブルに目をやると
調味料の数が意外と多く、その一つひとつに何が入っているのか。入れるとどんな感じになるのか?と言った説明が細かく書かれている。こう言う配慮は非常に好印象。しかも、この調味料を駆使してベースとなるスープの味を変えて自分好みにして楽しむ事を勧めているようで別に「
テーブルセットご案内」と書かれた紙片も置かれている。
そうこうする内にラーメン、いや、らーうどんがやって来た。先ずはスープからすすってみた。
今回はブタらーうどんにした関係で表層に漂う豚の脂の香りが支配的でベースの味が判り辛い。マスターの食べているベーシックな方のスープは若干、甘みが先行するような味わい。魚介の香りはあまりなく、うどんの出汁とは明らかに違う。表層のオイルの存在でややラーメン然とした印象だ。ちなみにこのスープ。無化調なのだそうだ。
麺は太縮れ麺。オーションを使用したような黄土色をした麺だがこの麺の正体が「黒うどん(初耳)」と言うものらしい。太さから期待するコシはあまりなく、ラーメンをすすっている印象はあまりない。うどんかラーメンかと言われれば「うどん」と私は答えるであろう。
具は鶏チャーシュー、豚肩ロース肉、キャベツの温野菜、ワカメ、プチトマト。そして別注の自家製味玉。鶏チャーシューはロール状に成型された物が2枚。豚肩ロースは多分、スープと一緒に煮込まれて熱を入れているであろう。味玉はカチカチのハードボイルドタイプ。味付けは穏やか。
前述の通り、各種調味料を入れることで味に変化を付けられるので先ずは焦がしネギ油。あまり劇的な変化は見られないので次に削り節。こちらはちょっと食べなれた味になるがかなり、うどんに近くなる。最後ににんにくラー油を試したが八角の香りが印象的で意外とこれが一番、お気に入りだったりする。心配されたニンニク臭も個人的には気にならないレベルだが心配な人はブレスケアで補おう。
食べる前は「うどんとラーメン、どっちなんだ!」と考えたが、食べた後はその考えが野暮だと言う事に気がついた。ラーメン好きな私が「これはラーメンじゃない」と言い、うどん好きなマスターが「これはうどんじゃない」と言う。
そう考えるとこれはそんな枠にはハマらない新しいジャンルの料理なのかもしれない。
ワンショットバーのマスターからメールが来た。どうもラーメン情報らしく、食べログのURLが記載されていた。
早速、内容を見てみると、そこには「らーうどん」の文字が。こりゃ、ネタラーメンだなと直感した。ネタラーメンの場合、味は二の次。後は場所がどこかが重要だったりする。
「おっ、小田原かぁ、近いねぇ」
多分、一般の人から言わせると「とち狂ってる」かも知れないが小田原は先週の川崎に比べれば雲泥の差くらい近い。頑張らなくても一時間である。
その夜。
帰りがけにワンショットバーに立ち寄った。すると…
「今週の土曜、昼間が暇なんですけど一緒に例のメールした店、行きませんか?」
まぁ、行くには良いのだが今週末は月に一度の会社の会議がある。午前中には終わる予定だが「何時に終わる」と言う確証がない。と言う訳で約束はしたものの、会議が終わり次第連絡するという事で話は決まった。
そして今日は土曜日。
前述の通り、朝から会議が始まる。内容は書いても仕方ないので割愛するが午前11時過ぎに会議は終わった。その足でマスターをピックアップして現地に向かう事にした。
それにしても箱根超えも久しぶり。4月に入りポカポカ陽気である。薄い素材とは言え上着を着ていると暑いくらいだ。場所は早川駅から程近い。正直、小田原の中でも私はあまり近寄らない土地勘のない場所だ。
食べログの事前情報ではとてもラーメン屋とは思えない外観。そして内装。どんな店なんだろうか?
そうこうする内に店の看板が見えてきた。そして、店の外観も明らかになる。
「来てるねぇ~、これ!」
洋風な建物で店舗は2階部分にあるらしく、
1階部分は駐車場になっている。しかも、一台づつ別れて入庫するスタイル。「なんかラブホみたい…」
最近はすっかりご無沙汰になっているラブホだが昔はこんな感じの作りが多かったが今はどうなんだろう?先客がいるようで中央のスペースは入庫済み。なので端っこに入庫する。
「狭めぇなぁ~」
ラブホの駐車場だってもう少し広いぞ。ちなみにナンバーを隠す衝立はない(当たり前)。入口に至っては完全に小洒落たレストランだ。入店すると直ぐ階段がある。前述した通り、客席は2階にある。車椅子の方はちょっと入店しずらそうな構造だ。
客席に入ると女店員が案内してくれた。そこはラーメン屋には絶対にないであろうテーブルと椅子のセットが並ぶ。4人掛けのテーブル席に通された。この時点で厨房観察は絶望的。と言うかカウンター席なんてある訳がない。この店は前述した通り、「らーうどん」と言う変わった食べ物を出している。言わずもがな「ラーメン」と「うどん」のあいのこのようなメニューである。オーダーは口頭。私は保険の意味でブタらーうどん、自家製味玉。マスターはらーうどん、自家製味玉をそれぞれオーダーした。
ラーメンを待っていると直ぐ、
スナック菓子のような物が出てきた。どうも、この店で使用している麺を揚げた物のようで塩味が付いている。前述通り、厨房観察は出来ないので店内を観察。
白を基調にした天井にはラーメン屋ではあまり見かけない
こんな物がクルクルと回っている。店自体はあまり広くないが一部、鏡張りになっており広く見える。また、壁一面がガラス張りになったVIP席もあるようだ。テーブルに目をやると
調味料の数が意外と多く、その一つひとつに何が入っているのか。入れるとどんな感じになるのか?と言った説明が細かく書かれている。こう言う配慮は非常に好印象。しかも、この調味料を駆使してベースとなるスープの味を変えて自分好みにして楽しむ事を勧めているようで別に「
テーブルセットご案内」と書かれた紙片も置かれている。そうこうする内にラーメン、いや、らーうどんがやって来た。先ずはスープからすすってみた。
今回はブタらーうどんにした関係で表層に漂う豚の脂の香りが支配的でベースの味が判り辛い。マスターの食べているベーシックな方のスープは若干、甘みが先行するような味わい。魚介の香りはあまりなく、うどんの出汁とは明らかに違う。表層のオイルの存在でややラーメン然とした印象だ。ちなみにこのスープ。無化調なのだそうだ。
麺は太縮れ麺。オーションを使用したような黄土色をした麺だがこの麺の正体が「黒うどん(初耳)」と言うものらしい。太さから期待するコシはあまりなく、ラーメンをすすっている印象はあまりない。うどんかラーメンかと言われれば「うどん」と私は答えるであろう。
具は鶏チャーシュー、豚肩ロース肉、キャベツの温野菜、ワカメ、プチトマト。そして別注の自家製味玉。鶏チャーシューはロール状に成型された物が2枚。豚肩ロースは多分、スープと一緒に煮込まれて熱を入れているであろう。味玉はカチカチのハードボイルドタイプ。味付けは穏やか。
前述の通り、各種調味料を入れることで味に変化を付けられるので先ずは焦がしネギ油。あまり劇的な変化は見られないので次に削り節。こちらはちょっと食べなれた味になるがかなり、うどんに近くなる。最後ににんにくラー油を試したが八角の香りが印象的で意外とこれが一番、お気に入りだったりする。心配されたニンニク臭も個人的には気にならないレベルだが心配な人はブレスケアで補おう。
食べる前は「うどんとラーメン、どっちなんだ!」と考えたが、食べた後はその考えが野暮だと言う事に気がついた。ラーメン好きな私が「これはラーメンじゃない」と言い、うどん好きなマスターが「これはうどんじゃない」と言う。
そう考えるとこれはそんな枠にはハマらない新しいジャンルの料理なのかもしれない。
