| 一時代のブームは過ぎて… |
【閉店】カナキン亭本舗 島田店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~23:00(月~日) | |||
| 定休日 | 不定期 | |||
| 席数 | カウンター10 テーブル16 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚50'15.9'' E138゚11'04.5'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2011/01/20 | その他の情報... | ||
メニュー
- とき卵ラーメン+味玉サービス
- 700円
- 中華そば
- 530円
- ごまラーメン
- 730円
- メンマそば
- 730円
今日は木曜日。朝から島田市に出張の予定である。
私がいつも乗車している電車(在来線。所謂鈍行列車)は静岡止まりである。なので、朝から島田に向かう場合、静岡駅から更に西へ向かう列車に乗り換える必要がある。毎朝の事だが乗車時間はここまで1時間15分。更に30分を上乗せして島田に向かう。朝から2時間近く電車に揺られている計算になる。これが新幹線の2時間ならタバコも吸えるし、リクライニングもするしで天国なのだが在来線の2時間は地獄以外の何物でもない。
午前中の業務が終わり、昼飯の時間である。今回の出張はまた一人で来ている関係からラーメンでも…などと考えてもらーナビでさえ掲載件数の少ない島田市のことだ。全くアテがなかったので取材の準備なんてしてきていない。ちなみに今回の出張先で昼時を迎えるのは初めてなので飲食店が何処にあるのか?良く判っていない。しかも、島田駅からも遠く離れている場所だ。
出張先の目の前にレストランっぽい店があった。しかし、昼時は禁煙…昼飯の後くらいゆっくりと一服したいものだ。なのでパス。仕方なく周りをウロウロと歩き始めた。
大きな通り沿いに歩いていると見覚えのある看板が目に入った。独特な黄色い地に赤い文字で書かれた「カナキン亭」の文字。藤枝や焼津の店は知っていたが島田市内にカナキン亭があるとは知らなかった。何かに導かれるようにその方向へ向かう。そこにはスーパーらしきものと駐車場があった。
『カナキンは何処だ?』
看板はあっても店がない。もしかして既に潰れているのか?キョロキョロしているとスーパーの奥に店舗を発見した。これは判りにくい。店先には写真付きのメニューが飾ってある。携帯で写真を納めて早速入店する。
店内に入ると券売機がある。券売機も撮影しながらメニューを見ていると外のメニューには無かったメニューがあった。オーダーは食券制。とき卵ラーメンをオーダーした。女店員に食券を渡すとライスか玉子が付く旨を告げられた。玉子とした。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席とテーブルの構成。カウンター席に陣取った。昼時の布陣は厨房に男性2名。ホール係の女性が2名の4名態勢。
厨房観察。
寸胴は仕込み用であろう大型の物が1器と営業用のやや小型の物が1器。麺茹では深ざるを使用したものだ。麺を絶えず掻き回す姿が印象的。麺同士がくっ付かないようにする配慮であろう。湯切りも力強くて好印象。一生懸命、ラーメンを作っている姿が全体から伝わってくる。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にした印象。全体に濁りがあるのは撹拌した卵を加えてあるからで、醤油ダレの当たりが柔らかい。カナキン亭特有のにんにくの香りもかなり穏やかな印象でややトロみも出ている。全てはとき卵の成せる所か。
麺は中太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量はやや控えめ。加水率は標準的な印象を持った。茹で加減はデフォルトでやや堅めに仕上がっている。
具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。そしてサービスの味玉。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味玉は黄身がトロトロのタイプながら半身に割られて供される。
私がラーメン食べ歩きを始めた10年くらい前、静岡県中部はカナキン亭が大きな勢力を持っており、地ラーメン的な存在だったのを思い出す。しかし、時は流れて今ではその勢力も衰えつつあるのか?と東部の人間である私などは考えていた。
しかし、今回の店の昼時の盛況振り、特に客層を見る限り、一時のブームではなくてちゃんと地元に根付いているのが改めて判ったと同時に、一時のブームと見ていた自分が恥ずかしくなった。
私自身も久しぶりにカナキン亭の味を堪能し、食べ歩きを始めた頃の自分を思い出していた。
私がいつも乗車している電車(在来線。所謂鈍行列車)は静岡止まりである。なので、朝から島田に向かう場合、静岡駅から更に西へ向かう列車に乗り換える必要がある。毎朝の事だが乗車時間はここまで1時間15分。更に30分を上乗せして島田に向かう。朝から2時間近く電車に揺られている計算になる。これが新幹線の2時間ならタバコも吸えるし、リクライニングもするしで天国なのだが在来線の2時間は地獄以外の何物でもない。
午前中の業務が終わり、昼飯の時間である。今回の出張はまた一人で来ている関係からラーメンでも…などと考えてもらーナビでさえ掲載件数の少ない島田市のことだ。全くアテがなかったので取材の準備なんてしてきていない。ちなみに今回の出張先で昼時を迎えるのは初めてなので飲食店が何処にあるのか?良く判っていない。しかも、島田駅からも遠く離れている場所だ。
出張先の目の前にレストランっぽい店があった。しかし、昼時は禁煙…昼飯の後くらいゆっくりと一服したいものだ。なのでパス。仕方なく周りをウロウロと歩き始めた。
大きな通り沿いに歩いていると見覚えのある看板が目に入った。独特な黄色い地に赤い文字で書かれた「カナキン亭」の文字。藤枝や焼津の店は知っていたが島田市内にカナキン亭があるとは知らなかった。何かに導かれるようにその方向へ向かう。そこにはスーパーらしきものと駐車場があった。
『カナキンは何処だ?』
看板はあっても店がない。もしかして既に潰れているのか?キョロキョロしているとスーパーの奥に店舗を発見した。これは判りにくい。店先には写真付きのメニューが飾ってある。携帯で写真を納めて早速入店する。
店内に入ると券売機がある。券売機も撮影しながらメニューを見ていると外のメニューには無かったメニューがあった。オーダーは食券制。とき卵ラーメンをオーダーした。女店員に食券を渡すとライスか玉子が付く旨を告げられた。玉子とした。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席とテーブルの構成。カウンター席に陣取った。昼時の布陣は厨房に男性2名。ホール係の女性が2名の4名態勢。
厨房観察。
寸胴は仕込み用であろう大型の物が1器と営業用のやや小型の物が1器。麺茹では深ざるを使用したものだ。麺を絶えず掻き回す姿が印象的。麺同士がくっ付かないようにする配慮であろう。湯切りも力強くて好印象。一生懸命、ラーメンを作っている姿が全体から伝わってくる。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にした印象。全体に濁りがあるのは撹拌した卵を加えてあるからで、醤油ダレの当たりが柔らかい。カナキン亭特有のにんにくの香りもかなり穏やかな印象でややトロみも出ている。全てはとき卵の成せる所か。
麺は中太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量はやや控えめ。加水率は標準的な印象を持った。茹で加減はデフォルトでやや堅めに仕上がっている。
具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。そしてサービスの味玉。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味玉は黄身がトロトロのタイプながら半身に割られて供される。
私がラーメン食べ歩きを始めた10年くらい前、静岡県中部はカナキン亭が大きな勢力を持っており、地ラーメン的な存在だったのを思い出す。しかし、時は流れて今ではその勢力も衰えつつあるのか?と東部の人間である私などは考えていた。
しかし、今回の店の昼時の盛況振り、特に客層を見る限り、一時のブームではなくてちゃんと地元に根付いているのが改めて判ったと同時に、一時のブームと見ていた自分が恥ずかしくなった。
私自身も久しぶりにカナキン亭の味を堪能し、食べ歩きを始めた頃の自分を思い出していた。
