| 牛乳、バター、チーズ。乳脂肪分の三重奏! |
【閉店】通りゃんせ

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~14:00(月~火・木~日) 17:00~20:00(月~火・木~日) | |||
| 定休日 | 水曜 | |||
| 席数 | カウンター7 座敷12 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚49'42.9'' E138゚10'39.7'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 島田駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2010/12/17 | その他の情報... | ||
メニュー
- 乳麺にゅうめん
- 700円
- 正油ラーメン
- 550円
- コーンラーメン
- 550円
- ちゃーしゅうめん
- 680円
ここ最近、仕事の関係で島田市を訪れる事が多い。新システムの現調(現地調整)や障害対応などが主な仕事になる。
夏の話になるが島田市に出張した折り、あるラーメン屋を取材したのは記憶に新しい。当時、らーナビで検索したのだがあまりにも掲載されている店が少なくて唖然とした。その時の取材も一人で出張している時だったが、私が従事しているシステムインテグレータの社員と一緒の場合はラーメン取材になることはあまりない。
何度か島田に来るうち、島田駅前のあるラーメン屋のメニューが気になっていた。「
乳麺」と言うメニューはどう考えても牛乳を使用したラーメンであることが判る。しかし、この店を見つけた当時。一緒に出張していた方が駅前の「よかたい」と言う店がお気に入りで取材する事が出来ずにいた。
そのうち、一人で出張する機会が何度かあったのだが、その出張がことごとく水曜日が多い。その気になる店は水曜定休で取材する事が出来ずにいた。
話を戻して今日は金曜日。
私が開発したプログラムの資源反映(サーバーにプログラムをセッティングすること)に行っているシステムインテグレータの社員であるI氏から電話がかかってきた。
「プログラム入れたら、データが画面に全く出なくなったんだけど…」
そりゃ一大事だ。しかし、テストはしているし既に提供しているプログラムの修正を行っただけだ。何も出なくなるなんて現象は他に原因があるに違いない。
I氏はプログラムを開発した訳じゃないので問題が起きると解決は難しい。そうなると私の出番である。
「担当(お客さんのこと)が午後から出ちゃうんで午後一番には来てもらえませんか?」
時間は11時。急な出張だ。準備も何もしていない状況で準備して、移動して…と考えると午後1時に現地に行くには昼食は絶望的だ。しかし、そう言う事を言っている場合じゃないので準備をして現地に向かうことにした。
1時間40分後。
時計は1時少し前を指していた。駅前からかなり離れた現地にようやく到着した。早速、担当に面会しデータが表示されない原因を調査する。確かに何も表示されない。プログラムは私の開発用PCと同じ物を使用しているので、問題はデータベースに接続、アクセスする環境に問題があるとある程度、当たりを付けて設定を調査する。すると…
「ゲッ、何でこれが書き換えられてるんだ?」
書いても判らないと思うので詳しくは書かないが、やっちゃあいけない事がやられていた。事情をI氏に確認すると確かに書き換えたようである。これじゃあ問題が起きる訳だ。
原因も判り、プログラムは正常にデータを表示した。この間、約30分。しかし、これで帰れる訳じゃない。担当が打ち合わせで席を外している。I氏が本来行う予定だった作業にはプログラムの動作検証と検証後、本番マシンへの資源の移行作業なども含まれていた。
夕刻。
担当が打ち合わせから戻り、慌しく検証作業を行う。修正したシステムは正常に動作している。本番環境にプログラムやデータを移し作業が完了する。時計は既に6時前だった。
自分が原因じゃないのに島田まで出張った。しかも、昼飯抜きで…。罰金ものだ。
『腹空いた…』
客先と言う緊張の糸も切れ、腹が空く感覚だけが私を支配するようになった。未だ就業時間中だが昼休みは取ってないし腹は空いたしで夕飯も兼ねて取材しようと考えるまでに時間はかからなかった。駅前に向かって歩き出した。
島田駅前にある気になる店。屋号を「通りゃんせ」と言う。今となっては珍しいガラス張りのショーケースが昭和を感じさせる。半間ほどのドアを開け入店する。
店内は厨房に面したカウンター席と座敷の構成。6時過ぎの店内には先客が1名のみ。空いているカウンター席に陣取った。オーダーは口頭。今回のお目当て、乳麺(にゅうめん)をオーダーした。
ご夫婦で切り盛りする店内は典型的な町のラーメン屋さんと言った趣き。メニューを見るとラーメンの種類も多いがチャーハンや定食などもある。
厨房観察。
寸胴の数は未確認。麺茹では平ざるを使用したものだ。スープは奥にある小さなコンロで女将さんが調理しているように見えた。
そしてラーメンがやってきた。牛乳を温めると香ってくる独特の香りが立ちこめ、この匂いが嫌いな人はダメなラーメンかもしれない。先ずはスープからすすった。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。塩ダレが強めに効かせてあり、一口二口は塩角が立っている印象を受けるが飲み続けると気にならなくなる。店内ポップにはチーズが溶かし込んである旨の記載があったがその存在を感じる事はあまりなかった。バターも添加されているので段々と乳脂肪分全開と言う様相に移行するが強めの塩ダレが上手いことバランスを取り、飲み飽きることはない。
麺は平打ちの縮れ麺。麺幅はあまり広くない。かん水の量はやや多め。加水率はやや高めの印象を持った。茹で加減はやや柔茹で。太さ的には丁度いい。
具はハム、白菜、コーン、バター。チャーシューの類は乗らない。ハムはロースハムを使用。白菜は旨味と清涼感を提供する。コーンは彩りに徹しているようだ。
島田市内のラーメン屋と言えば新進気鋭のラーメン屋が多く、そう言う店だけがフューチャーされる事が多い。しかし、逆を返すと普通のラーメン屋がブログ等に登場する事はあまりなく、食べログ等のグルメ総合サイトにその姿を留めるのみで、「島田ってラーメン屋が少ないのか?」と言う印象を受けることがある。
しかし、現地に赴けば名前も聞いたことがないラーメン屋が数多く存在し、そう言うお店が長い間、営業を続けられるのは紛れもなく地元に愛されている証拠なのである。
そこには薀蓄も拘りもないかもしれないが、安い価格で肩肘張らずに気軽に食べれるラーメンであり、私が昔から知っているラーメン屋の姿がそこにはある。
夏の話になるが島田市に出張した折り、あるラーメン屋を取材したのは記憶に新しい。当時、らーナビで検索したのだがあまりにも掲載されている店が少なくて唖然とした。その時の取材も一人で出張している時だったが、私が従事しているシステムインテグレータの社員と一緒の場合はラーメン取材になることはあまりない。
何度か島田に来るうち、島田駅前のあるラーメン屋のメニューが気になっていた。「
乳麺」と言うメニューはどう考えても牛乳を使用したラーメンであることが判る。しかし、この店を見つけた当時。一緒に出張していた方が駅前の「よかたい」と言う店がお気に入りで取材する事が出来ずにいた。そのうち、一人で出張する機会が何度かあったのだが、その出張がことごとく水曜日が多い。その気になる店は水曜定休で取材する事が出来ずにいた。
話を戻して今日は金曜日。
私が開発したプログラムの資源反映(サーバーにプログラムをセッティングすること)に行っているシステムインテグレータの社員であるI氏から電話がかかってきた。
「プログラム入れたら、データが画面に全く出なくなったんだけど…」
そりゃ一大事だ。しかし、テストはしているし既に提供しているプログラムの修正を行っただけだ。何も出なくなるなんて現象は他に原因があるに違いない。
I氏はプログラムを開発した訳じゃないので問題が起きると解決は難しい。そうなると私の出番である。
「担当(お客さんのこと)が午後から出ちゃうんで午後一番には来てもらえませんか?」
時間は11時。急な出張だ。準備も何もしていない状況で準備して、移動して…と考えると午後1時に現地に行くには昼食は絶望的だ。しかし、そう言う事を言っている場合じゃないので準備をして現地に向かうことにした。
1時間40分後。
時計は1時少し前を指していた。駅前からかなり離れた現地にようやく到着した。早速、担当に面会しデータが表示されない原因を調査する。確かに何も表示されない。プログラムは私の開発用PCと同じ物を使用しているので、問題はデータベースに接続、アクセスする環境に問題があるとある程度、当たりを付けて設定を調査する。すると…
「ゲッ、何でこれが書き換えられてるんだ?」
書いても判らないと思うので詳しくは書かないが、やっちゃあいけない事がやられていた。事情をI氏に確認すると確かに書き換えたようである。これじゃあ問題が起きる訳だ。
原因も判り、プログラムは正常にデータを表示した。この間、約30分。しかし、これで帰れる訳じゃない。担当が打ち合わせで席を外している。I氏が本来行う予定だった作業にはプログラムの動作検証と検証後、本番マシンへの資源の移行作業なども含まれていた。
夕刻。
担当が打ち合わせから戻り、慌しく検証作業を行う。修正したシステムは正常に動作している。本番環境にプログラムやデータを移し作業が完了する。時計は既に6時前だった。
自分が原因じゃないのに島田まで出張った。しかも、昼飯抜きで…。罰金ものだ。
『腹空いた…』
客先と言う緊張の糸も切れ、腹が空く感覚だけが私を支配するようになった。未だ就業時間中だが昼休みは取ってないし腹は空いたしで夕飯も兼ねて取材しようと考えるまでに時間はかからなかった。駅前に向かって歩き出した。
島田駅前にある気になる店。屋号を「通りゃんせ」と言う。今となっては珍しいガラス張りのショーケースが昭和を感じさせる。半間ほどのドアを開け入店する。
店内は厨房に面したカウンター席と座敷の構成。6時過ぎの店内には先客が1名のみ。空いているカウンター席に陣取った。オーダーは口頭。今回のお目当て、乳麺(にゅうめん)をオーダーした。
ご夫婦で切り盛りする店内は典型的な町のラーメン屋さんと言った趣き。メニューを見るとラーメンの種類も多いがチャーハンや定食などもある。
厨房観察。
寸胴の数は未確認。麺茹では平ざるを使用したものだ。スープは奥にある小さなコンロで女将さんが調理しているように見えた。
そしてラーメンがやってきた。牛乳を温めると香ってくる独特の香りが立ちこめ、この匂いが嫌いな人はダメなラーメンかもしれない。先ずはスープからすすった。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。塩ダレが強めに効かせてあり、一口二口は塩角が立っている印象を受けるが飲み続けると気にならなくなる。店内ポップにはチーズが溶かし込んである旨の記載があったがその存在を感じる事はあまりなかった。バターも添加されているので段々と乳脂肪分全開と言う様相に移行するが強めの塩ダレが上手いことバランスを取り、飲み飽きることはない。
麺は平打ちの縮れ麺。麺幅はあまり広くない。かん水の量はやや多め。加水率はやや高めの印象を持った。茹で加減はやや柔茹で。太さ的には丁度いい。
具はハム、白菜、コーン、バター。チャーシューの類は乗らない。ハムはロースハムを使用。白菜は旨味と清涼感を提供する。コーンは彩りに徹しているようだ。
島田市内のラーメン屋と言えば新進気鋭のラーメン屋が多く、そう言う店だけがフューチャーされる事が多い。しかし、逆を返すと普通のラーメン屋がブログ等に登場する事はあまりなく、食べログ等のグルメ総合サイトにその姿を留めるのみで、「島田ってラーメン屋が少ないのか?」と言う印象を受けることがある。
しかし、現地に赴けば名前も聞いたことがないラーメン屋が数多く存在し、そう言うお店が長い間、営業を続けられるのは紛れもなく地元に愛されている証拠なのである。
そこには薀蓄も拘りもないかもしれないが、安い価格で肩肘張らずに気軽に食べれるラーメンであり、私が昔から知っているラーメン屋の姿がそこにはある。
