| 驚愕の事実。そして痛恨のセレクトミス! |
美華大飯店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県伊豆の国市長岡241-1 | |||
| 電話番号 | 055-947-2990 | |||
| 営業時間 | 11:00~22:30(月~日) | |||
| 定休日 | 無休 | |||
| 席数 | カウンター10 テーブル16 座敷16 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚01'25.0'' E138゚55'59.5'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2010/12/18 | その他の情報... | ||
メニュー
- チャーシューメン醤油
- 750円
- 手打ラーメン限定五十食中太麺
- 550円
- 手打チャーシューメン
- 850円
- 手打みそチャーシューメン
- 950円
今日は土曜日。
いつものように取材に出かけようとしたのだが昨日、突発的に取材することになった島田市のラーメン取材記をアップする方が先決と言う事で先ずは自宅で掲載作業を行った。
年末に向けての特別企画、「Tonight Eastの69杯 完全制覇の旅」。舞台は長泉町に移っている。地元の取材は移動に時間がかからないので気持ち的にも余裕がある。取材記を書き終えたのが昼過ぎ。市の公報が昼を告げていた。
『ぼちぼち取材に行きますか。』
身支度を終えると早速、取材を開始した。
この企画ではこれまで、色んなラーメンを食べる機会に恵まれた。その大部分で辛いラーメンが多かったが、チャーシューやワンタンなど普段の取材では絶対にオーダーしないであろうトッピングの乗ったラーメン、普段はあまり食べない味噌ラーメンや牛乳を使用したラーメンなど、振り返ると色んなラーメンを食べている。
しかし、ここから先は醤油ラーメン一本である事がTonightを見ていると判る。醤油ラーメンの寸評って実は難しい。その主な原因は醤油ラーメンが持っている没個性にある。
とんこつ醤油に出会う前の20代前半。私はラーメンがそれほど好きじゃなかった。どこのラーメンを食べても同じような味、同じようなルックス。面白みが全くなかった当時の地元のラーメン。それを今はせっせと食べ歩いているのだから因果なものだ。
20分後。
今回の取材先である「幸喜」に到着。店先に駐車場があるのだがほぼ満車状態。なかなか繁盛しているようだ。やっと空いている1台分の駐車スペースに入庫後。店の入り口に向かう。そこには驚愕の事実が書かれていた。
「
暫くの間お休みします」
今回の企画にはルールが存在するのはコアな読者にはお馴染みの事だと思う。これまでルール2の例外が何度か取材記の中でも触れられた訳だが今回はルール4が適用される。
「4.もし、回っている間に店が潰れちゃった場合は仕方ないので諦めます。」
今回の場合は潰れた訳ではないが店がやっていない以上、どうしようもない。拡大解釈と考えるとルール4が今回は当てはまった。
でだ。ここでリカバリー先を考えるのだが今回、夜の取材先となっているのが御殿場の店。しかし、この店は夜しか営業していないので実は今回、既にルール2の例外が適用されているのだ。こう言う事態になると次の掲載順の店に向かうか、全く別の店を取材するか、と言う選択を迫られる。
とは言ったものの地元にリカバリー出来る店なんてないので仕方なく次の掲載店へ向かうことになる。次の掲載店は伊豆の国市にある。早速、移動を開始した。
次の掲載店を「美華大飯店」と言う。この店には実は思い出がある。
話は反れて18年程前のこと。
当時の私は20代前半。前々職の会社で今と同じ、システム開発の仕事に従事していた。
当時、旧大仁町内にお客さんがあり、仕事をしに行っていた。そのお客さんは当時の会社の大得意先の大企業だ。昼飯は外で食べる事が多く、車で客先に行っていることもあってか、仕事先の人たちと連れ立って訪れていたのが美華大飯店である。
当時はラーメン好きじゃなかった私はこの店では専ら、チャーハンや焼肉定食などを食べる事が多かった。そのどちらにも小さなお椀にスープが付いていたのを思い出す。
1時間後。
国道136号線の渋滞を抜け、やっとの思いで現地に到着。懐かしい外観に若かりし当時を思い出す。店先に駐車場があるので入庫。今回の掲載メニューを確認後、早速、店内へ。
店内は厨房をL字に囲むカウンター席、テーブル席。奥には座敷もある。昼時を大きく外した店内に先客は1名のみ。適当なカウンター席に陣取った。カウンターに備え付けのメニューを見てみる。今回の掲載メニューは「焼豚チャーシューメン」。しかし、メニューの中にそのメニュー名は見つからない。まぁ、掲載メニューと実際のメニュー名が合わない事は始めてではない。要はチャーシューメンをオーダーすれば良いのだ。オーダーは口頭。チャーシューメンの醤油味をオーダーした。しかし、このオーダーがセレクトミスだったと気付くにはもう少し時間がかかった。
店内は当時と全く変わっていない。当時、厨房の中には娘さんであろう女店員が居て、客先の方がその人を目当てに美華大飯店に通っていたのを思い出した。今は男性店員2名と私の年からも「お母さん」とお呼びしたくなる初老の女店員の3名で切り盛りしている。
厨房観察。
先客との位置関係から座った場所が悪かったのだが寸胴の数は確認出来ず。麺茹では平ざるを使用したもの。調理台は影に隠れて確認出来ず…。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラを軸に生姜やネギ等の香味野菜を合わせた印象。アクセントとしての生姜の風味は醤油ダレや化学の力と相まって懐かしさの中にも一本筋の通った個性を主張する。サッパリスープの中でも私はこの手のスープが好きだ。表層のオイルは豚由来のラード系。量はそれほど多くない。丼の大きさも手伝ってかスープは大量で400ccオーバー。完飲するのに苦戦する。
麺は細ストレート麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。茹で加減はデフォルトで若干柔らかめ。まぁ、細麺なのでモッチリ感やコシは端から期待していない。この手のスープには定番の番手である。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。煮豚とは表現したが焼き豚に近い物で今時のホロホロと崩れるチャーシューとは別物。シッカリとした肉感は久しぶりに「肉を食ってるぞぉー!」と思わせる逸品。しかも、大判で厚切りなのも食ってる感に一役買っている。今回はチャーシューメンなのでそんなチャーシューが4枚も入っており、総量は100gオーバー。このチャーシューは美味い。そんな個性を主張するチャーシューの影に隠れて他の具材は成りを潜めている。
食べ終わりお会計をする。
「チャーシューメン、750円です。」
会計を済ませ車に戻ってTonightを見直してみる。そこには「焼豚チャーシューメン 850円」と書かれていた。
『おかしい。750円だったよなぁ(汗)』
デジカメに納められたメニュー表の画像を見直してみる。そこには「手打ちチャーシューメン 850円」と書かれたメニューも存在したのだが後の祭りであった…。
いつものように取材に出かけようとしたのだが昨日、突発的に取材することになった島田市のラーメン取材記をアップする方が先決と言う事で先ずは自宅で掲載作業を行った。
年末に向けての特別企画、「Tonight Eastの69杯 完全制覇の旅」。舞台は長泉町に移っている。地元の取材は移動に時間がかからないので気持ち的にも余裕がある。取材記を書き終えたのが昼過ぎ。市の公報が昼を告げていた。
『ぼちぼち取材に行きますか。』
身支度を終えると早速、取材を開始した。
この企画ではこれまで、色んなラーメンを食べる機会に恵まれた。その大部分で辛いラーメンが多かったが、チャーシューやワンタンなど普段の取材では絶対にオーダーしないであろうトッピングの乗ったラーメン、普段はあまり食べない味噌ラーメンや牛乳を使用したラーメンなど、振り返ると色んなラーメンを食べている。
しかし、ここから先は醤油ラーメン一本である事がTonightを見ていると判る。醤油ラーメンの寸評って実は難しい。その主な原因は醤油ラーメンが持っている没個性にある。
とんこつ醤油に出会う前の20代前半。私はラーメンがそれほど好きじゃなかった。どこのラーメンを食べても同じような味、同じようなルックス。面白みが全くなかった当時の地元のラーメン。それを今はせっせと食べ歩いているのだから因果なものだ。
20分後。
今回の取材先である「幸喜」に到着。店先に駐車場があるのだがほぼ満車状態。なかなか繁盛しているようだ。やっと空いている1台分の駐車スペースに入庫後。店の入り口に向かう。そこには驚愕の事実が書かれていた。
「
暫くの間お休みします」今回の企画にはルールが存在するのはコアな読者にはお馴染みの事だと思う。これまでルール2の例外が何度か取材記の中でも触れられた訳だが今回はルール4が適用される。
「4.もし、回っている間に店が潰れちゃった場合は仕方ないので諦めます。」
今回の場合は潰れた訳ではないが店がやっていない以上、どうしようもない。拡大解釈と考えるとルール4が今回は当てはまった。
でだ。ここでリカバリー先を考えるのだが今回、夜の取材先となっているのが御殿場の店。しかし、この店は夜しか営業していないので実は今回、既にルール2の例外が適用されているのだ。こう言う事態になると次の掲載順の店に向かうか、全く別の店を取材するか、と言う選択を迫られる。
とは言ったものの地元にリカバリー出来る店なんてないので仕方なく次の掲載店へ向かうことになる。次の掲載店は伊豆の国市にある。早速、移動を開始した。
次の掲載店を「美華大飯店」と言う。この店には実は思い出がある。
話は反れて18年程前のこと。
当時の私は20代前半。前々職の会社で今と同じ、システム開発の仕事に従事していた。
当時、旧大仁町内にお客さんがあり、仕事をしに行っていた。そのお客さんは当時の会社の大得意先の大企業だ。昼飯は外で食べる事が多く、車で客先に行っていることもあってか、仕事先の人たちと連れ立って訪れていたのが美華大飯店である。
当時はラーメン好きじゃなかった私はこの店では専ら、チャーハンや焼肉定食などを食べる事が多かった。そのどちらにも小さなお椀にスープが付いていたのを思い出す。
1時間後。
国道136号線の渋滞を抜け、やっとの思いで現地に到着。懐かしい外観に若かりし当時を思い出す。店先に駐車場があるので入庫。今回の掲載メニューを確認後、早速、店内へ。
店内は厨房をL字に囲むカウンター席、テーブル席。奥には座敷もある。昼時を大きく外した店内に先客は1名のみ。適当なカウンター席に陣取った。カウンターに備え付けのメニューを見てみる。今回の掲載メニューは「焼豚チャーシューメン」。しかし、メニューの中にそのメニュー名は見つからない。まぁ、掲載メニューと実際のメニュー名が合わない事は始めてではない。要はチャーシューメンをオーダーすれば良いのだ。オーダーは口頭。チャーシューメンの醤油味をオーダーした。しかし、このオーダーがセレクトミスだったと気付くにはもう少し時間がかかった。
店内は当時と全く変わっていない。当時、厨房の中には娘さんであろう女店員が居て、客先の方がその人を目当てに美華大飯店に通っていたのを思い出した。今は男性店員2名と私の年からも「お母さん」とお呼びしたくなる初老の女店員の3名で切り盛りしている。
厨房観察。
先客との位置関係から座った場所が悪かったのだが寸胴の数は確認出来ず。麺茹では平ざるを使用したもの。調理台は影に隠れて確認出来ず…。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラを軸に生姜やネギ等の香味野菜を合わせた印象。アクセントとしての生姜の風味は醤油ダレや化学の力と相まって懐かしさの中にも一本筋の通った個性を主張する。サッパリスープの中でも私はこの手のスープが好きだ。表層のオイルは豚由来のラード系。量はそれほど多くない。丼の大きさも手伝ってかスープは大量で400ccオーバー。完飲するのに苦戦する。
麺は細ストレート麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。茹で加減はデフォルトで若干柔らかめ。まぁ、細麺なのでモッチリ感やコシは端から期待していない。この手のスープには定番の番手である。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。煮豚とは表現したが焼き豚に近い物で今時のホロホロと崩れるチャーシューとは別物。シッカリとした肉感は久しぶりに「肉を食ってるぞぉー!」と思わせる逸品。しかも、大判で厚切りなのも食ってる感に一役買っている。今回はチャーシューメンなのでそんなチャーシューが4枚も入っており、総量は100gオーバー。このチャーシューは美味い。そんな個性を主張するチャーシューの影に隠れて他の具材は成りを潜めている。
食べ終わりお会計をする。
「チャーシューメン、750円です。」
会計を済ませ車に戻ってTonightを見直してみる。そこには「焼豚チャーシューメン 850円」と書かれていた。
『おかしい。750円だったよなぁ(汗)』
デジカメに納められたメニュー表の画像を見直してみる。そこには「手打ちチャーシューメン 850円」と書かれたメニューも存在したのだが後の祭りであった…。
