あれから一年…
らーめん こうき
【閉店】らーめん 幸喜

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~14:00(月~火・木~日)
17:00~スープ終了まで(月~火・木~日)
定休日水曜・第3木曜
席数カウンター4 テーブル14 座敷8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚08'49.3''
E138゚54'08.4''
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最寄駅長泉なめり駅(JR御殿場線)
取材日2011/10/29その他の情報...

メニュー

手打ちラーメン
650円
ラーメン
580円
みそラーメン
700円
みそチャーシューメン
1000円
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話は文頭から反れるが丁度1年前のこと。
昨年の11月から年末にかけての2ヶ月間。Tonight Eastの69杯 完全制覇の旅と言う企画をやった事を読者の皆さんは覚えているであろうか。
その中に掲載された69杯の内、ラー紀で未食だった20軒あまりを2ヶ月でまわり切ると言う企画だったのだが、結果としては「完全制覇」には至らず、2軒のお店を残してしまった。
1軒は居酒屋が提供するラーメンで年末の繁忙期を理由に作ること自体を断られ、もう1軒は長期休業中を理由に食べる事が出来なかった。作ってもらえなかった店は気分的にはもう行く事は無いのだが、長期休業中の店の方は何だか気になっていた。その店が今回、取材した「幸喜」と言う店である。
この店は元々、下土狩駅から近い県道沿いに店を構えていたが数年後に現在の場所に移転したと記憶している。元来、サッパリラーメンを提供する店だと言う事を知っていた私は取材の対象とする事はなかった店なのだが前述の企画を期に初めて取材を試みたのだった。
 
話は更に反れて先日のこと。
取材の帰り道にこの幸喜と言う店の前を通りかかった時の事。実は店の前を通る度に営業を再開していないか、気にしながら見ていたのだが何だか営業しているような様子が窺えた。(走りながらなので何となくだが…)
しかし、マイミクさんからも実食した旨のメールと画像を頂いた関係もあり、営業再開は確定的な情報となったのだった。
 
話を戻して今日は土曜日。
午後から三島市内で行われる「三島バル」と言う飲食業関連のイベントに参加する予定のあった私は夜の取材は絶望的。しかも神奈川へ行っている暇も無い。と言う訳で午前中の取材先としてこの店の取材を行うべく自宅を出発した。
15分後。店に到着する。約1年ぶりに店先に立つ。あの日から1年近く経つのかと時の早さを感じている。店先に駐車場があるので入庫後。早速、店内へ。
店内に入ると厨房に面したカウンター席、テーブル席、座敷と一通りが揃っている。いつもならカウンター席に陣取るのだが店の一番奥にあることや厨房とカウンター席の間の仕切りが意外と高いので観察のし易いテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。今回は例の企画のルールに則り、掲載されたメニューを食べる事にした。オーダーは口頭。手打ちラーメンをオーダーすることにした。
店は厨房内に男性2名。女店員1名の3名で切り盛りする。ご夫婦と息子さんと言う家族経営にも見えなくないが詳細は判らない。テーブルの置かれたスペースが意外と広いのだが、テーブル席自体が少なめでデッドスペースが多いなぁと言う印象を持った。
テーブル席に座ってなお厨房観察は出来そうにない。調理人の姿からある程度の推測が出来るか?と考えてのテーブル席だったが肩から上しか見えない状況ではそれも叶わなかった。
厨房観察を諦めて店内を見てみる。メニュー表に書かれていない商品はないのか?と言うのを見比べるためだ。すると味付け玉子が見えたので追加でオーダーした。まぁ企画の内容とはちょっと違うが今回はそこまで厳格にルールに則っても仕方ない。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラ、豚背ガラを軸に香味野菜などを一緒に炊きだしたような印象。醤油ダレの効かせ方が穏やかで若干の甘みを感じる。スープ表層のオイルも非常に少なめでコッテリした印象はない。事前情報通りのサッパリラーメンである。塩味(えんみ)の割りに濃い目の色合いを持っていることから濃口醤油を使用している印象を拭えないのだが想像の域を超えない。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。今回は「手打ち」と言う事でこの太さになっているのであろうか。若干、麺が勝っている印象を持った。この手のスープならもう少し番手の高い麺の方が違和感がなさそうだ。普通のラーメンをオーダーするともっと細い麺なのだろうか?コシと言うよりはモチっとした食感を持っている。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ。そして別注の味付け玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。こちらも甘めの味付けで肉感を残したもの。デフォルトで3枚入っている。メンマも同様に甘めの味付け。味玉は別皿で供される。黄身がトロトロのタイプ。浅漬けで穏やかな漬け具合が多い昨今の味玉に比べ、シッカリを味を染み込ませたそれはやはり甘めの味付けが施されている。
スープと具が全体を通して甘めの味付けで構成されているのでやや食べ飽きる傾向にあるので途中から久しぶりに胡椒を投入。すると味に締りが出て個人的には食べやすくなった。
かなり長い間、休業をしていた訳であるが無事に再開する事が出来て個人的には安堵している。一軒のラーメン屋をこれほど長い間、観察した歴史もこれまで無かった私はこれからも長く営業を続けられるよう願って止まない。

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