| 継承される味 |
【閉店】東池袋大勝軒 小野橋店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~17:00(月~火・木~金) 11:00~14:30(土~日) 17:00~20:00(土~日) | |||
| 定休日 | 水曜 | |||
| 席数 | カウンター6 テーブル20 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚25'51.9'' E139゚19'18.1'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2010/10/23 | その他の情報... | ||
メニュー
- 特製もりそば普通盛り+とろ~り半熟味付玉子
- 900円
- 特製もりそば普通盛り
- 800円
- もりそば小盛
- 700円
- もりそば大盛
- 900円
午前中。会社の会議に参加し、その足で昼に小田原での取材を終えた私は厚木市に向かっていた。実はこの行動にはあまり意味がない。通常、横浜辺りで昼の取材をし、夜の取材はその帰宅途中に行うのが定説になっていた私にとって、「時間があるから」と言う理由で更に遠くに行く事に意味は無い。
そもそも何故、私が無理して土曜日だけの昼夜取材に切り替えたか。それは一昨年辺りのガソリン台高騰の煽りを受けたからだ。ガスを使って土日の昼に2往復していた当時の取材は金と時間がかかる割に効率的ではない。じゃあ、何故そんな効率の悪いことから始めたかと言えば、そもそもが「休みに家でダラダラしていると余計に疲れる」と言う事実に気が付いたからだった。だから、土日共に外に出かけてラーメンを食べて記録に残す。そんな事を10年以上もやっている訳だ。
話が反れた。
小田原で昼飯を取ってしまった私は更に遠くに行くことに抵抗があった。アテがあるならまだしも大したアテもない。取材予定店を探せば横浜辺りの店は掲載されているが、朝から会社の会議だったと言うだけで気分的にもノリが悪い。箱根を越えて地元に戻り、地元の新店を取材するか、それとも東に向かうか。悩んだ挙句に決めたのが東へ行くと言う選択だったのだが、あまり遠くに行きたくないから厚木なのである。
本厚木駅前のコインパーキングに入庫後。エクセルシオールカフェで取材記を書く。なんだかんだで時間は3時半。まだ夜の取材には時間があった。
ここで普通ならネットカフェに篭もる所だがパチンコ屋が呼んでいた。エヴァもあったのだがその台は1パチと呼ばれる台。判らない人のために書くが通常、パチンコの玉は1玉4円を払って借りて打ち、出てきた玉は3円強で買い取って景品に交換してくれる。通常、まったく当たりが無い状態だと5000円は30分と持たない。
しかし、1パチは1玉1円で借りるので1000円で結構長い時間遊べる。ただし、デメリットとしては当たりを引き当てたとしても景品に交換した時の価格も1/4になる。「稼ぐパチンコ」と言うよりは「時間潰しのパチンコ」なのである。
しかし、私は今回に限っては「時間潰し」で構わないのでやってみる。3600円でやっと当たりを引き当て1500発あまり。少し突っ込んで結局1000発強を景品に変えた。通常、1パチは等価交換(1円で借りて1円で景品交換する)場合が多いため、単純に1000発だと1000円と言う計算になる。
「小が1枚です」
景品ホールの兄ちゃんが私に告げる。3600円使って1000円バック。2600円負けている訳だがネットカフェに同じ時間いても金は掛かる訳でまぁ良いとしよう。
ICチップの入った青いプレートをパチンコ屋の外にある景品交換所に持っていくと金が手に入る。白髪頭の交換所のおじいさんにプレートを手渡すと500円が返ってきた。
『えーっ、このパチンコ屋は等価じゃないのか!?』
驚愕の事実だった。収支3100円の負け。通常のパチンコなら13000円弱負けた計算になる訳だ。
『そろそろ取材に行くか』
時間は既に6時半。良い時間である。駐車場に戻ると携帯端末でRSSリーダーを見てみる。現在、取材予定店には厚木市内の店が掲載されていないからだ。
しばらく眺めていると厚木市内の店があった。ナビでその店の場所を探すと駅前の繁華街からは6km程度離れている。どんな場所なんだろうか。早速、取材を開始した。
車はどんどん寂しい場所に向かっている。辺りに電灯の数が少なく山が多く見られるようになってくる。昔、取材したZUND-BARと言うラーメン屋に行く時にこんな場所を通った記憶がある。同じ厚木市内と言えども色んな表情があるもんである。
そうこうする内に店に到着。今回の店を「東池袋大勝軒 小野橋店」と言った。もう説明の必要もないだろう。店先に駐車場があるので入庫後。店内へ。
店内に入ると少し進んだ所に券売機がある。オーダーは食券制。もりそば、とろ~り半熟味付玉子をオーダーした。
夕飯時の店内に先客は2名。ちょっと少ないか。カウンター席の端に陣取った。
年の頃は中高生くらいの女の子が店員をやっている。店主と思しき男性は私と同年代。この二人、親子に見えた。中高生とは言ったものの接客は板についており堂々としたもの。物腰の柔らかい、笑顔の可愛い女の子だ。
厨房観察。
寸胴の数は3器。その中の1器からスープをサーブしている。麺茹では深ざるを使用したもので、茹で加減はキッチンタイマーにより管理されている。太麺なので茹で時間はそれなりにかかっている。実測はしていないが7、8分は茹でている感じである。
そして、つけ麺がやってきた。
「つけ汁はよくかき混ぜてからお召し上がりください」
女店員が配膳しながら忠告してくれた。先ずは麺から食してみた。
麺は太ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は高めの印象を持った。大勝軒系列の麺はコシよりも喉越しやモッチリ感を楽しむ麺だと認識しているが正にそのお手本のような食感ですすり心地も良い。そして、つけ汁の中へ。
つけ汁のベースは豚ガラ、鶏ガラを主軸に煮干しを中心とした魚介系の香りがバランス良く配合されている。「甘辛酸」の塩梅も良く、こちらもお手本のようなつけ汁だ。
具はチャーシュー、半身のゆで卵、なると、メンマ、ネギ。そして別注のとろ~り半熟味付玉子。チャーシューは豚モモ肉使用の茹で豚。厚切りになったものが2枚入っており食べ応え充分。特筆すべきは味玉で白身は意外とシッカリしているが黄身がほぼ液体の状態であり、黄身の濃厚な味が堪能出来る。この味玉は入れて損はない。味付けも穏やか。
麺を食べ終わり、スープ割をお願いする。若干冷めたつけ汁が息を吹き返し、やや動物系の風味が増強されたような印象を見せる。通常でも多めのつけ汁に更にスープを足すと、ほぼ一杯のラーメンを食べているような満足感が得られる。
久しぶりの大勝軒系のつけ麺だったが、たまに食べると新鮮で良い。最近はとんこつ魚介系や二郎インスパイア系が多くなったが、たまには原点回帰してみるのも悪くない。
この店にはオリジナルメニューなどもあり、けっして大勝軒に胡座をかいている風には見えないのだが、この基本の味も末永く継承し続けて欲しいものである。
そもそも何故、私が無理して土曜日だけの昼夜取材に切り替えたか。それは一昨年辺りのガソリン台高騰の煽りを受けたからだ。ガスを使って土日の昼に2往復していた当時の取材は金と時間がかかる割に効率的ではない。じゃあ、何故そんな効率の悪いことから始めたかと言えば、そもそもが「休みに家でダラダラしていると余計に疲れる」と言う事実に気が付いたからだった。だから、土日共に外に出かけてラーメンを食べて記録に残す。そんな事を10年以上もやっている訳だ。
話が反れた。
小田原で昼飯を取ってしまった私は更に遠くに行くことに抵抗があった。アテがあるならまだしも大したアテもない。取材予定店を探せば横浜辺りの店は掲載されているが、朝から会社の会議だったと言うだけで気分的にもノリが悪い。箱根を越えて地元に戻り、地元の新店を取材するか、それとも東に向かうか。悩んだ挙句に決めたのが東へ行くと言う選択だったのだが、あまり遠くに行きたくないから厚木なのである。
本厚木駅前のコインパーキングに入庫後。エクセルシオールカフェで取材記を書く。なんだかんだで時間は3時半。まだ夜の取材には時間があった。
ここで普通ならネットカフェに篭もる所だがパチンコ屋が呼んでいた。エヴァもあったのだがその台は1パチと呼ばれる台。判らない人のために書くが通常、パチンコの玉は1玉4円を払って借りて打ち、出てきた玉は3円強で買い取って景品に交換してくれる。通常、まったく当たりが無い状態だと5000円は30分と持たない。
しかし、1パチは1玉1円で借りるので1000円で結構長い時間遊べる。ただし、デメリットとしては当たりを引き当てたとしても景品に交換した時の価格も1/4になる。「稼ぐパチンコ」と言うよりは「時間潰しのパチンコ」なのである。
しかし、私は今回に限っては「時間潰し」で構わないのでやってみる。3600円でやっと当たりを引き当て1500発あまり。少し突っ込んで結局1000発強を景品に変えた。通常、1パチは等価交換(1円で借りて1円で景品交換する)場合が多いため、単純に1000発だと1000円と言う計算になる。
「小が1枚です」
景品ホールの兄ちゃんが私に告げる。3600円使って1000円バック。2600円負けている訳だがネットカフェに同じ時間いても金は掛かる訳でまぁ良いとしよう。
ICチップの入った青いプレートをパチンコ屋の外にある景品交換所に持っていくと金が手に入る。白髪頭の交換所のおじいさんにプレートを手渡すと500円が返ってきた。
『えーっ、このパチンコ屋は等価じゃないのか!?』
驚愕の事実だった。収支3100円の負け。通常のパチンコなら13000円弱負けた計算になる訳だ。
『そろそろ取材に行くか』
時間は既に6時半。良い時間である。駐車場に戻ると携帯端末でRSSリーダーを見てみる。現在、取材予定店には厚木市内の店が掲載されていないからだ。
しばらく眺めていると厚木市内の店があった。ナビでその店の場所を探すと駅前の繁華街からは6km程度離れている。どんな場所なんだろうか。早速、取材を開始した。
車はどんどん寂しい場所に向かっている。辺りに電灯の数が少なく山が多く見られるようになってくる。昔、取材したZUND-BARと言うラーメン屋に行く時にこんな場所を通った記憶がある。同じ厚木市内と言えども色んな表情があるもんである。
そうこうする内に店に到着。今回の店を「東池袋大勝軒 小野橋店」と言った。もう説明の必要もないだろう。店先に駐車場があるので入庫後。店内へ。
店内に入ると少し進んだ所に券売機がある。オーダーは食券制。もりそば、とろ~り半熟味付玉子をオーダーした。
夕飯時の店内に先客は2名。ちょっと少ないか。カウンター席の端に陣取った。
年の頃は中高生くらいの女の子が店員をやっている。店主と思しき男性は私と同年代。この二人、親子に見えた。中高生とは言ったものの接客は板についており堂々としたもの。物腰の柔らかい、笑顔の可愛い女の子だ。
厨房観察。
寸胴の数は3器。その中の1器からスープをサーブしている。麺茹では深ざるを使用したもので、茹で加減はキッチンタイマーにより管理されている。太麺なので茹で時間はそれなりにかかっている。実測はしていないが7、8分は茹でている感じである。
そして、つけ麺がやってきた。
「つけ汁はよくかき混ぜてからお召し上がりください」
女店員が配膳しながら忠告してくれた。先ずは麺から食してみた。
麺は太ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は高めの印象を持った。大勝軒系列の麺はコシよりも喉越しやモッチリ感を楽しむ麺だと認識しているが正にそのお手本のような食感ですすり心地も良い。そして、つけ汁の中へ。
つけ汁のベースは豚ガラ、鶏ガラを主軸に煮干しを中心とした魚介系の香りがバランス良く配合されている。「甘辛酸」の塩梅も良く、こちらもお手本のようなつけ汁だ。
具はチャーシュー、半身のゆで卵、なると、メンマ、ネギ。そして別注のとろ~り半熟味付玉子。チャーシューは豚モモ肉使用の茹で豚。厚切りになったものが2枚入っており食べ応え充分。特筆すべきは味玉で白身は意外とシッカリしているが黄身がほぼ液体の状態であり、黄身の濃厚な味が堪能出来る。この味玉は入れて損はない。味付けも穏やか。
麺を食べ終わり、スープ割をお願いする。若干冷めたつけ汁が息を吹き返し、やや動物系の風味が増強されたような印象を見せる。通常でも多めのつけ汁に更にスープを足すと、ほぼ一杯のラーメンを食べているような満足感が得られる。
久しぶりの大勝軒系のつけ麺だったが、たまに食べると新鮮で良い。最近はとんこつ魚介系や二郎インスパイア系が多くなったが、たまには原点回帰してみるのも悪くない。
この店にはオリジナルメニューなどもあり、けっして大勝軒に胡座をかいている風には見えないのだが、この基本の味も末永く継承し続けて欲しいものである。
