| 静岡東部のつけ麺の黎明期を支えた名店 |
つけ麺処 くっちゃいな 鴨宮店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 神奈川県小田原市中里132-8 | |||
| 電話番号 | 0465-48-9917 | |||
| 営業時間 | 11:30~14:30(月~金) 11:30~3:00(土~日・祝) 17:30~3:00(月~金) | |||
| 定休日 | 無休 | |||
| 席数 | テーブル24 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚16'35.6'' E139゚11'18.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2010/09/23 | その他の情報... | ||
メニュー
- つけざる+味玉+バター
- 880円
- 濃厚つけざる
- 780円
- 黒味噌ざる
- 780円
- つけざる
- 680円
先日のこと。
神奈川のラーメンを扱うHPである情報をゲットした。小田原にとんこつを扱う新店がオープンすると言う内容なのだが、それだけではあまり飛び付くこともない。
しかし、ちょっとだけネタ的な要素を持っている店でグランドオープンは9月25日ながら、9月17日からプレオープンとして昼はメニューを限定して営業し、夜はレセプションとして招待客にのみ、ラーメンが振舞われる旨を店のHPからもゲットしていた。
話を戻して今日は木曜日。
秋分の日の今日は久しぶりの休日。先日の3連休も全て出勤だった私は11日間連続出勤だった。貴重な休みである。
この時期恒例の早朝の墓参りを終え、自宅で数時間を潰してから前述の店へと向かうことにした。
久しぶりの休日だというのに天気は朝から雨模様。時折、激しい降雨を見せ、箱根を越える頃には霧も発生して外出するには最悪の天候だ。ついてない時とは時としてこんなもんであるが、その傍らで何だか嫌な予感もしていた。虫の知らせだ。
自宅を出発して1時間後。
店の近所に到着。開店時間は11時だが遅れること30分。時計は11時半をまわっていた。店があるであろう場所を通過するもそれらしき店がやっている様子がない。取り合えず車を近所のコインパーキングに入庫して店のあるであろう場所へと歩き出した。
ウロウロしていると貼り紙のある店があった。そこには店の屋号とグランドオープンに向けてバイトを募集している旨の記載があった。店はここで間違いないのだが、肝心の店はやっていない。何故だ?数分間、店の前で待っていたが激しく降る雨から来る寒さも手伝ってか戦意喪失。リカバリーの店を考えるために駐車場に戻ることにした。
ラー紀の取材予定店に小田原の店がないのは判っていたので携帯端末のRSSリーダーを眺めてみる。とんこつを扱う店ではないが一軒、比較的新しいラーメン屋の情報が残っていたのでそちらに向かうことにした。
数分後。
リカバリー店に到着するも昼時と言うのも手伝ってか店が用意した駐車場は満車。久しぶりの休日。午後からこなさなければならない個人的な用事の事も考えればあまり時間もない。どうするか?カーナビの地図を眺めているとラーメン屋を示すアイコンが地図上にあった。これと言って目新しさもないのだが背に腹は変えられない。早速、その店に向かうことにした。
その店を「くっちゃいな」と言う。静岡県東部のラヲタの皆さんには聞き覚えのある屋号であろう。沼津に本店がある同店は東京の環七にも店を出していると昔、聞いた事があった。最近では御殿場で飲んだ後に食べた覚えがあったが取材ではなく完全に「〆の一杯」であった。
この店を初めて見つけたのは去年か一昨年だったであろうか。取材記を書くためによく寄っていたマックが近くにあり、その道すがらで見つけた屋号に思わず地点登録したのであった。
くっちゃいなと言って真っ先に思い出されるのは「つけ麺」である。静岡県東部でも珍しいつけ麺を看板にしたメニュー構成で現在のつけ麺ブームの黎明期を支えてきた店。ラー紀では今から7年前の2003年に初取材している。(初実食したのはもっと前だが)
くっちゃいなのつけ汁はやや酸味の立ったもので正直な所、好みのつけ汁ではない。2003年当時。掲示板か何かで「バターざるが美味い」と言う情報を聞いていたので今回はバターざるにしようと考えていた。
店に到着。店の隣に駐車場があるので入庫。雨も降っているが風も強いので傘も刺さずに店までダッシュ!店先に写真入りのメニューがあるのだが、流行の濃厚魚介系つけ汁もある。前述の御殿場の店ではそれをオーダーしたのを思い出した。しかし、今日のメニューは決まっていた。
店内に入ると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。つけざる、味玉、バターをオーダーした。
店内はテーブル席のみで一部、禁煙席になっているようで分煙されている。店内のどこの席からも厨房は観察出来ないようなので適当な空席に陣取った。
昼時の店内で先客は一組のアベック(死語?)のみ。楽しそうに会話をしながら食事を摂っている。厨房に何名居るかは判らないが声を聞いていると女店員が一名いるだけで、後はホール係りの女店員1名の2名態勢のようだ。
暫くすると「ブォーン」と言う掃除機にも似た音が聞こえた。本店でも使用している「自動湯切り機(勝手に命名)」がこの店にもあるようだ。
そしてつけ麺がやって来た。先ずは麺から食してみた。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。冷水でキッチリ〆てあり冷たい。いい仕事をしている。キッチリ〆た麺は中太ながら適度なコシがあり美味。しかし、若干かん水臭を感じる。茹で湯の入れ替えがあまり出来ていないのだろうか。そしてつけ汁の中へ。
つけ汁のベースは鶏ガラを軸にしたもので甘辛酸の3要素を備えている。今回はバターを入れてあるので酸味はややスポイルされ穏やか。更に動物性油脂のコクもプラスされこれまでのつけ汁のイメージとはガラッと印象が違う。スポイルされるのは酸味だけではなく、醤油ダレの塩味も一味唐辛子の辛みも抑え込まれていて、バターと言うオブラートに全てが包み込まれているような感じだ。
具はつけ汁内にチャーシュー、メンマ、ネギ。そして別注の味玉。麺の器の方に刻みのり。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。厚切りの物が一口大に切られて入っている。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減で餡子を食べているようなシットリとした食感。味付けは穏やかで好印象。
麺を食べ終わり、スープ割りが出来るのか店内掲示を探していると店員の方からスープ割りを勧められたのでお願いする。ステンレスポットがやって来てスープ割りをするのだがレンゲがない。こちらは「必要な場合はスタッフまで」的な店内掲示があったが面倒なのでそのまま頂くことにした。スープ完飲後。割りスープを単体で頂くと鶏ガラなどの動物系と香味野菜などから取られたであろう軽めの清湯系スープであった。
帰宅後。「くっちゃいな」をキーワードにググると東京、神奈川に何店舗かの店舗情報を見ることが出来た。地元の店が多店舗展開で大きくなっていく事は地元民としても誇らしいことだ。
早くからつけ麺と言うジャンルに注目し、しかしそれに胡坐をかくこともなく時代の流れもシッカリと掴んでメニュー開発もしている様子も窺える。
地元民の一人として、これからの同店の益々の発展を望んで止まない。
神奈川のラーメンを扱うHPである情報をゲットした。小田原にとんこつを扱う新店がオープンすると言う内容なのだが、それだけではあまり飛び付くこともない。
しかし、ちょっとだけネタ的な要素を持っている店でグランドオープンは9月25日ながら、9月17日からプレオープンとして昼はメニューを限定して営業し、夜はレセプションとして招待客にのみ、ラーメンが振舞われる旨を店のHPからもゲットしていた。
話を戻して今日は木曜日。
秋分の日の今日は久しぶりの休日。先日の3連休も全て出勤だった私は11日間連続出勤だった。貴重な休みである。
この時期恒例の早朝の墓参りを終え、自宅で数時間を潰してから前述の店へと向かうことにした。
久しぶりの休日だというのに天気は朝から雨模様。時折、激しい降雨を見せ、箱根を越える頃には霧も発生して外出するには最悪の天候だ。ついてない時とは時としてこんなもんであるが、その傍らで何だか嫌な予感もしていた。虫の知らせだ。
自宅を出発して1時間後。
店の近所に到着。開店時間は11時だが遅れること30分。時計は11時半をまわっていた。店があるであろう場所を通過するもそれらしき店がやっている様子がない。取り合えず車を近所のコインパーキングに入庫して店のあるであろう場所へと歩き出した。
ウロウロしていると貼り紙のある店があった。そこには店の屋号とグランドオープンに向けてバイトを募集している旨の記載があった。店はここで間違いないのだが、肝心の店はやっていない。何故だ?数分間、店の前で待っていたが激しく降る雨から来る寒さも手伝ってか戦意喪失。リカバリーの店を考えるために駐車場に戻ることにした。
ラー紀の取材予定店に小田原の店がないのは判っていたので携帯端末のRSSリーダーを眺めてみる。とんこつを扱う店ではないが一軒、比較的新しいラーメン屋の情報が残っていたのでそちらに向かうことにした。
数分後。
リカバリー店に到着するも昼時と言うのも手伝ってか店が用意した駐車場は満車。久しぶりの休日。午後からこなさなければならない個人的な用事の事も考えればあまり時間もない。どうするか?カーナビの地図を眺めているとラーメン屋を示すアイコンが地図上にあった。これと言って目新しさもないのだが背に腹は変えられない。早速、その店に向かうことにした。
その店を「くっちゃいな」と言う。静岡県東部のラヲタの皆さんには聞き覚えのある屋号であろう。沼津に本店がある同店は東京の環七にも店を出していると昔、聞いた事があった。最近では御殿場で飲んだ後に食べた覚えがあったが取材ではなく完全に「〆の一杯」であった。
この店を初めて見つけたのは去年か一昨年だったであろうか。取材記を書くためによく寄っていたマックが近くにあり、その道すがらで見つけた屋号に思わず地点登録したのであった。
くっちゃいなと言って真っ先に思い出されるのは「つけ麺」である。静岡県東部でも珍しいつけ麺を看板にしたメニュー構成で現在のつけ麺ブームの黎明期を支えてきた店。ラー紀では今から7年前の2003年に初取材している。(初実食したのはもっと前だが)
くっちゃいなのつけ汁はやや酸味の立ったもので正直な所、好みのつけ汁ではない。2003年当時。掲示板か何かで「バターざるが美味い」と言う情報を聞いていたので今回はバターざるにしようと考えていた。
店に到着。店の隣に駐車場があるので入庫。雨も降っているが風も強いので傘も刺さずに店までダッシュ!店先に写真入りのメニューがあるのだが、流行の濃厚魚介系つけ汁もある。前述の御殿場の店ではそれをオーダーしたのを思い出した。しかし、今日のメニューは決まっていた。
店内に入ると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。つけざる、味玉、バターをオーダーした。
店内はテーブル席のみで一部、禁煙席になっているようで分煙されている。店内のどこの席からも厨房は観察出来ないようなので適当な空席に陣取った。
昼時の店内で先客は一組のアベック(死語?)のみ。楽しそうに会話をしながら食事を摂っている。厨房に何名居るかは判らないが声を聞いていると女店員が一名いるだけで、後はホール係りの女店員1名の2名態勢のようだ。
暫くすると「ブォーン」と言う掃除機にも似た音が聞こえた。本店でも使用している「自動湯切り機(勝手に命名)」がこの店にもあるようだ。
そしてつけ麺がやって来た。先ずは麺から食してみた。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。冷水でキッチリ〆てあり冷たい。いい仕事をしている。キッチリ〆た麺は中太ながら適度なコシがあり美味。しかし、若干かん水臭を感じる。茹で湯の入れ替えがあまり出来ていないのだろうか。そしてつけ汁の中へ。
つけ汁のベースは鶏ガラを軸にしたもので甘辛酸の3要素を備えている。今回はバターを入れてあるので酸味はややスポイルされ穏やか。更に動物性油脂のコクもプラスされこれまでのつけ汁のイメージとはガラッと印象が違う。スポイルされるのは酸味だけではなく、醤油ダレの塩味も一味唐辛子の辛みも抑え込まれていて、バターと言うオブラートに全てが包み込まれているような感じだ。
具はつけ汁内にチャーシュー、メンマ、ネギ。そして別注の味玉。麺の器の方に刻みのり。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。厚切りの物が一口大に切られて入っている。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減で餡子を食べているようなシットリとした食感。味付けは穏やかで好印象。
麺を食べ終わり、スープ割りが出来るのか店内掲示を探していると店員の方からスープ割りを勧められたのでお願いする。ステンレスポットがやって来てスープ割りをするのだがレンゲがない。こちらは「必要な場合はスタッフまで」的な店内掲示があったが面倒なのでそのまま頂くことにした。スープ完飲後。割りスープを単体で頂くと鶏ガラなどの動物系と香味野菜などから取られたであろう軽めの清湯系スープであった。
帰宅後。「くっちゃいな」をキーワードにググると東京、神奈川に何店舗かの店舗情報を見ることが出来た。地元の店が多店舗展開で大きくなっていく事は地元民としても誇らしいことだ。
早くからつけ麺と言うジャンルに注目し、しかしそれに胡坐をかくこともなく時代の流れもシッカリと掴んでメニュー開発もしている様子も窺える。
地元民の一人として、これからの同店の益々の発展を望んで止まない。
