| 驚愕の事実… |
【閉店】麺や 馬乃介

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~14:00(月・水~日) 17:00~21:00(月・水~日) | |||
| 定休日 | 火曜 | |||
| 席数 | カウンター10 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚05'08.2'' E138゚55'58.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 大場駅(伊豆箱根鉄道駿豆線) | |||
| 取材日 | 2010/09/04 | その他の情報... | ||
メニュー
昼に地元の新店を取材した私は一度、自宅に戻って編集作業をしながら時間を潰した。夜の取材先も地元の新店を考えていたからである。
今年の4月。三島でも超行列の出来る繁盛店、まる井が移転した。安久界隈はラーメン激戦区として三島でも有名な場所。観光地伊豆への通り道でもあり、県内外からお客がやってくる場所から離れることになった。
そのまる井の跡地に新たなラーメン店がオープンしたと言う話を聞いたのが先日のこと。まる井が初めてその場所に来た時は田ぶしも藤堂も存在しなかった頃だが超有名店である鈴福が既にあって、「大胆なことをするもんだ」と当時の取材記では感想を残している。
しかし、前述した通り、今は状況が違う。前述の鈴福、田ぶし、藤堂に加え、めんりすとや木八も加わって、大激戦区(大げさか…)に成長した訳である。そこに新規で参入しようと言うのである。同業他者が同じ商圏にいるのは吉なのか凶なのか。正直、私も判らない。辺鄙な場所では一人勝ちかも知れないがそもそも、そんな場所では商売にならない。激戦区では多くの客がその界隈をウロウロすることになり、結果として集客は見込めるが現代のラーメン好きは舌が肥えている。相当美味くないとリピートは有り得ないのもまた事実だ。
話が反れた。
そんな訳で早速、取材を開始した。
自宅を出発して数分。いつもなら15分もあれば到着する場所だが夕飯時の国道は渋滞している。何だかイライラしてきた私は裏道に。あの辺りなら国道から行くよりも下田街道からまわった方がスマートだ。安久に近い梅名辺りの裏をグリグリ行く。下田街道も若干、混んでいたが何となく進んでいる状況は精神衛生的にも良い。
現地付近に到着した。店先に駐車場はあるが混んでいて入庫出来ないとブルーだ。安売りの店の駐車場に入庫後。店までは徒歩で向かう。まあ、いつもの事だが帰りがけは買い物をしてやろう。
店先に到着。予想に反して店先は静かなものである。早速、入店するとそこには思いも寄らぬ驚愕の光景が待っていた事をこの段階では知る由もなかった…
「よう!」
カウンター席に座ったオヤジに声を掛けられた。何だ?こいつは?よくよく見るとそこには友人Tがいた。しかも、お連れさんと一緒だ。正直、取材中に知り合いに会うのは初めてではないが、少なくともヲタ友達に限定されていた。しかし、今回は中学校からの友人。調子が狂う。これが飲み屋で会ったなら何の問題もないのだが、ラーメン屋ではやらなきゃならない事が多く、何より集中が出来ない…
友人Tとお連れさんは馬乃介らーめん、つけめんのオーダー。私はつけ麺な気分だったのでつけ麺、煮玉子をオーダーした。
友人Tを軽く相手しながら厨房観察。
寸胴の数は視界の範囲では1器のみ。営業用の寸胴であろうが明らかに小さい。そこから調理毎に雪平鍋にスイッチして加温する小鍋系スタイル。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りは調子が狂って未確認。
「お前、どっち頼んだ?」
友人Tに問うと馬乃介らーめんだと言う。これ幸いと彼のラーメンを一時的に借りて写真撮影。そしてカウンターをスライドさせて丼を返そうとした時のこと。小さな段差に丼が引っかかり大切なスープを少しこぼしてしまった…ほんと、調子狂ってます>俺
そして、つけ麺がやってきた。先ずは麺から食してみた。
麺は平打ちの太麺。かん水の量はやや多め。加水率はやや高めの印象を受けた。冷盛りで供されるのだが冷やしが甘く、若干麺が温いが、弾性のあるモチモチした食感と滑らかな麺肌は意外と好印象を見せる。麺箱が見えたのだが調子が狂っているので失念…。そしてつけ汁の中へ。
つけ汁のベースは鶏ガラ、豚ガラを軸に若干の魚介系の風味を纏っている。そこに醤油ダレの塩味、唐辛子系の辛味、甘味がかなり派手に付いている。つけ汁として考えた時はこれで良いのかも知れないが、スープ割り後がちょっと心配。つけ汁は量もそれなりに多い。
具はつけ汁の中に角切りのチャーシュー、ネギ。麺の器の方に渦巻きチャーシュー、メンマ、刻みのり。そして別注の煮玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。こちらも結構ハッキリとした味付け。味玉はハードボイルドの一歩手前の茹で加減。味付けは穏やかである。
食中。そろそろ麺が食べ終わり、スープ割りをお願いしなきゃ、と考え始めていた矢先。目の前が真っ暗になり、店内に流れていたBGMも止まって静寂の闇が訪れた。ブレーカーが落ちたらしい。何事もなかったかのようにブレーカーを上げ、エアコンとBGMを流していたコンポの電源を入れる店主。あまりにも落ち着いた行動。良くあることなのだろうか。昔、テレビでタイに進出した日本の外食チェーンが停電が多くて困るとボヤいていたが、こんな感じなんだろうなぁと考えてしまった。
そしてスープ割りをお願いする。割りスープは小鍋で加温はせず、小さな寸胴から直接入れられる。事前に感じていたがスープ割りをすると塩角はやや抑えられるが辛味と甘味は引き続き立っており、少し喉が乾く。
ちなみに友人Tのこぼして少なくなった馬乃介らーめんのスープを少し頂いたのだが、魚介の風味が効いた塩味で、塩分濃度も適正でかなり美味かった。
つけ麺のつけ汁の3大要素は甘味、辛味、酸味と良く言われているが、どれが突出しても具合が悪い。ベースのスープの濃度も含め、総合的なバランスは最重要課題である。
キツい事を書いているのは重々承知で不躾な奴だと思うだろうが激戦区に軒を連ねただけに老婆心ながら心配な一面もある。
麺との相性は判らないがラーメンスープはあれだけ美味いのだ。「甘・辛・酸」に捕らわれず、いっそのことつけ麺も塩味だけで勝負するのも悪くないのでは?と考えてしまうのは素人の浅はかさであろうか。
今年の4月。三島でも超行列の出来る繁盛店、まる井が移転した。安久界隈はラーメン激戦区として三島でも有名な場所。観光地伊豆への通り道でもあり、県内外からお客がやってくる場所から離れることになった。
そのまる井の跡地に新たなラーメン店がオープンしたと言う話を聞いたのが先日のこと。まる井が初めてその場所に来た時は田ぶしも藤堂も存在しなかった頃だが超有名店である鈴福が既にあって、「大胆なことをするもんだ」と当時の取材記では感想を残している。
しかし、前述した通り、今は状況が違う。前述の鈴福、田ぶし、藤堂に加え、めんりすとや木八も加わって、大激戦区(大げさか…)に成長した訳である。そこに新規で参入しようと言うのである。同業他者が同じ商圏にいるのは吉なのか凶なのか。正直、私も判らない。辺鄙な場所では一人勝ちかも知れないがそもそも、そんな場所では商売にならない。激戦区では多くの客がその界隈をウロウロすることになり、結果として集客は見込めるが現代のラーメン好きは舌が肥えている。相当美味くないとリピートは有り得ないのもまた事実だ。
話が反れた。
そんな訳で早速、取材を開始した。
自宅を出発して数分。いつもなら15分もあれば到着する場所だが夕飯時の国道は渋滞している。何だかイライラしてきた私は裏道に。あの辺りなら国道から行くよりも下田街道からまわった方がスマートだ。安久に近い梅名辺りの裏をグリグリ行く。下田街道も若干、混んでいたが何となく進んでいる状況は精神衛生的にも良い。
現地付近に到着した。店先に駐車場はあるが混んでいて入庫出来ないとブルーだ。安売りの店の駐車場に入庫後。店までは徒歩で向かう。まあ、いつもの事だが帰りがけは買い物をしてやろう。
店先に到着。予想に反して店先は静かなものである。早速、入店するとそこには思いも寄らぬ驚愕の光景が待っていた事をこの段階では知る由もなかった…
「よう!」
カウンター席に座ったオヤジに声を掛けられた。何だ?こいつは?よくよく見るとそこには友人Tがいた。しかも、お連れさんと一緒だ。正直、取材中に知り合いに会うのは初めてではないが、少なくともヲタ友達に限定されていた。しかし、今回は中学校からの友人。調子が狂う。これが飲み屋で会ったなら何の問題もないのだが、ラーメン屋ではやらなきゃならない事が多く、何より集中が出来ない…
友人Tとお連れさんは馬乃介らーめん、つけめんのオーダー。私はつけ麺な気分だったのでつけ麺、煮玉子をオーダーした。
友人Tを軽く相手しながら厨房観察。
寸胴の数は視界の範囲では1器のみ。営業用の寸胴であろうが明らかに小さい。そこから調理毎に雪平鍋にスイッチして加温する小鍋系スタイル。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りは調子が狂って未確認。
「お前、どっち頼んだ?」
友人Tに問うと馬乃介らーめんだと言う。これ幸いと彼のラーメンを一時的に借りて写真撮影。そしてカウンターをスライドさせて丼を返そうとした時のこと。小さな段差に丼が引っかかり大切なスープを少しこぼしてしまった…ほんと、調子狂ってます>俺
そして、つけ麺がやってきた。先ずは麺から食してみた。
麺は平打ちの太麺。かん水の量はやや多め。加水率はやや高めの印象を受けた。冷盛りで供されるのだが冷やしが甘く、若干麺が温いが、弾性のあるモチモチした食感と滑らかな麺肌は意外と好印象を見せる。麺箱が見えたのだが調子が狂っているので失念…。そしてつけ汁の中へ。
つけ汁のベースは鶏ガラ、豚ガラを軸に若干の魚介系の風味を纏っている。そこに醤油ダレの塩味、唐辛子系の辛味、甘味がかなり派手に付いている。つけ汁として考えた時はこれで良いのかも知れないが、スープ割り後がちょっと心配。つけ汁は量もそれなりに多い。
具はつけ汁の中に角切りのチャーシュー、ネギ。麺の器の方に渦巻きチャーシュー、メンマ、刻みのり。そして別注の煮玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。こちらも結構ハッキリとした味付け。味玉はハードボイルドの一歩手前の茹で加減。味付けは穏やかである。
食中。そろそろ麺が食べ終わり、スープ割りをお願いしなきゃ、と考え始めていた矢先。目の前が真っ暗になり、店内に流れていたBGMも止まって静寂の闇が訪れた。ブレーカーが落ちたらしい。何事もなかったかのようにブレーカーを上げ、エアコンとBGMを流していたコンポの電源を入れる店主。あまりにも落ち着いた行動。良くあることなのだろうか。昔、テレビでタイに進出した日本の外食チェーンが停電が多くて困るとボヤいていたが、こんな感じなんだろうなぁと考えてしまった。
そしてスープ割りをお願いする。割りスープは小鍋で加温はせず、小さな寸胴から直接入れられる。事前に感じていたがスープ割りをすると塩角はやや抑えられるが辛味と甘味は引き続き立っており、少し喉が乾く。
ちなみに友人Tのこぼして少なくなった馬乃介らーめんのスープを少し頂いたのだが、魚介の風味が効いた塩味で、塩分濃度も適正でかなり美味かった。
つけ麺のつけ汁の3大要素は甘味、辛味、酸味と良く言われているが、どれが突出しても具合が悪い。ベースのスープの濃度も含め、総合的なバランスは最重要課題である。
キツい事を書いているのは重々承知で不躾な奴だと思うだろうが激戦区に軒を連ねただけに老婆心ながら心配な一面もある。
麺との相性は判らないがラーメンスープはあれだけ美味いのだ。「甘・辛・酸」に捕らわれず、いっそのことつけ麺も塩味だけで勝負するのも悪くないのでは?と考えてしまうのは素人の浅はかさであろうか。
