そこはまるでカフェのような…(でも、カフェに行った事がない)
しょくらくこうぼう りいど
【閉店】食楽工房 李居ど

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~14:30(火~土)
11:30~スープ終了まで(日)
18:00~スープ終了まで(火~土)
定休日月曜
席数カウンター5 テーブル8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'15.2''
E138゚51'42.9''
地図を見る
最寄駅沼津駅(JR東海道本線)
沼津駅(JR御殿場線)
取材日2010/08/14その他の情報...

メニュー

黄金麺+タマゴ
800円
花椒麺
700円
黄金麺
700円
らー麺
700円
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今年も夏休み本番。通勤電車も帰省客や旅行客が増えてきました。ちなみに私は確固たる夏休みと言う期間はなく、休みたい日に勝手に有給休暇を使用するだけなので世の中の夏休みのある風景は羨ましい限りです。管理人です。
今日は土曜日。
お盆のこの時期。さすがにテニスや会社の用事はあるはずもない。しかし、毎年この時期恒例のお墓参りが早朝からある。このお墓参りの(くだり)はラー紀内でもかなりの頻度で登場し、古くは卓郎商店の清水町時代の開店時などに店の確認をついでにしたりと歴史が長い。今回は昨年オープンし、電撃閉店した「かず」と言う店が本当に閉店したのか生存確認をしたのだが情報通り、閉店してました。
そんな墓参りも小一時間で終了。昼の取材先を考えていた。ちなみに今日は夕方から友人と久しぶりに飲み会の予定が入っている。まぁ帰省時期だけにそんなイベントもある訳で夜の取材は出来ない。しかも、明日はこれまた昨年から恒例になっている富士山登山へ行く予定があり、明日の取材も出来ない。そんな訳で貴重な取材機会なのである。
夕方には地元にいなければならない関係から、遠出は危険であろう。それでなくても夏休み全開のこの時期だ。行きも帰りも渋滞しない保証がない。つまる所、時間が読めないのである。そう考えると地元の取材になる訳であるがありがたい事に地元は正に新店ラッシュでネタに事欠かない。そんな新店の中。実兄から先日、メールをもらった店に向かうことにした。その店を李居ど(りいど)と言う。mixiのラーメンコミュでも話題に挙がった店である。早速、取材を開始した。
その店は沼津のイトーヨーカドーの目の前。リコー通りに面している。駅からも徒歩圏内で立地は申し分ない。店先に駐車場はないので近くのコインパーキングへ入庫後。店までは徒歩で向かった。
店先には「らーめん」の他に「カレーラーメン」と書かれた幟が立っている。オシャレな外観はよほどラーメン店には見えず、この幟がなければちょっとしたカフェのような趣きだ。
店内に入るとこれまたカフェのような趣き全開で、店員は全員、シックな衣装で統一されている。厨房に面したカウンター席と少しばかりのテーブル席の構成。先客は(ゼロ)。私が今日初の客のようである。適当なカウンター席に陣取った。
メニューを見ると左上にはとんこつ醤油のラーメン(多分、店のオススメ)や前述のカレーラーメンもある。しかし、天邪鬼(あまのじゃく)な私はこれらを全てパスしてみた。オーダーは口頭。黄金麺、タマゴをオーダーした。ちなみに黄金麺とは味噌ベースのラーメンのようだ。
店内はあまり広くないが店員は男性2名、女性2名の4名態勢。正直、このキャパでこの人数は必要ない。2人で十分まわる。調理を担当している男性は若く、結構イケメンである。
厨房観察。
スープは寸胴ではなく、バイキングの飲み放題のスープに使われるような電気式の加温機に入っている。麺茹では深ざるを使用したもの。正直、広い厨房ではないので大型の寸胴を置くのはスペース的に難しいのかもしれない。奥には通常のコンロもあり、フライパンも置いてある。調理自体は色々と出来そうだ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラげん骨を軸にした印象で乳化度合いが高いスープ。そこに味噌ダレを併せてある。通常、味噌ラーメンのイメージと言えば、スープ表面に大量のラードが浮き、その大量のラードに負けないように味噌ダレを「これでもか!」と言うくらい効かせ、唐辛子の辛味もシッカリ効いた味の総力戦のような状況が一般的には思い浮かぶのだが、ここのスープは味噌がとにかくやさしい。しかも、辛味も穏やかでとんこつのミルキーな感じがジワジワと感じられる。塩角が丸いので飲み口もかなりスムーズで、大きめのレンゲも手伝ってかゴクゴクとスープが飲めてしまう。「味噌が主役」になりがちな味噌ラーメンの中にあって「スープが主役」になっている印象を受けた。また、表層に浮かぶオレンジ色のオイルの風味も良く、若干のコクを与えているのでライトとんこつながら物足りなさ感はない。
麺は中太のストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。こちらも通常の味噌系ラーメンにはあまり使用しない麺であるが、麺肌が滑らかでスムーズ感を更に加速させる。茹で加減もやや芯が残ったアルデンテで良い。しかも、寿命が長い。
具はチャーシュー、もやし、穂先メンマ、水菜、のり。そして別注のタマゴ。チャーシューは豚バラ肉を使用した煮豚。提供時に表面を焼いているようで全体的な柔らかさの中に表面のカリカリした食感のコントラストが面白い。メンマも若干、焼いてあるようで焦げ目が付いている。タマゴはゆで卵。味は付いていない。茹で加減はハードボイルドの一歩手前の茹で加減ながら、白身が柔らかく仕上がっているのでポソポソ感はない。しかし、味が付いていないので物足りなさは残る。
メニューの裏には夜営業のお知らせ的な事が書かれており、夜は別の業態になる事を示唆している。二毛作店が多い昨今のラーメン業界。これまでの取材の中で昼は大繁盛だが夜はガラガラ…と言う店をいくつも見てきたし、そう言う店は何故か閉店の憂き目を見ている。何の店もそうだが昼夜を問わず、コンスタントに客が入らないと商売として成り立たないのかもしれない。それをカバーするための二毛作と言う業態はこれかも増えていくのかもしれない。

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